8月17日に開催されるUFC305のメインイベントでは、ミドル級王者のドリカス・デュ・プレシとイスラエル・アデサンヤが対戦します。
アデサンヤは昨年4月にアレックス・ペレイラに勝利してミドル級王座を獲得したものの、9月にショーン・ストリックランドに敗れて王座を失いました。
そのためデュ・プレシとの試合は約1年ぶりとなります。
デュ・プレシは『mainevent』のインタビューで、アデサンヤ戦について言及しました。
「ハングリー精神があるかどうか、相手の目に炎があるかどうかだね。引退するとはっきり言ったかどうかは覚えていないが、2~3ヵ月は休むと言っていた。彼はこのスポーツでやるべきことを成し遂げたし、連勝記録に関しては彼のキャリアで頂点に達した。彼はもう二度と連勝はできないだろうね。何度もベルトを防衛した。それを破る時間もないのに、何のためにこんなことをしているんだ?」
デュ・プレシは、アデサンヤが長年のライバルだったペレイラに勝ったことで、戦うモチベーションを失っているのではないかと指摘しました。
「正直なところ、イスラエル・アデサンヤの個人的な最大の功績はチャンピオンになったこと、そして偉大なチャンピオンになったこと以外に、アレックス・ペレイラに勝利したことだと思う。彼のスポーツキャリアの中で、それは大きな課題だったと思うんだ。アレックス・ペレイラを倒して実力を証明する必要があったが、それを成し遂げた。あの試合の後、彼は最後にやりたかったことを終えたんだろう。引退は彼自身ですることだと思う。私は彼を倒しに行く。彼が引退しようがしまいが関係ない。この試合には勝ちに行くよ」