今週末にオーストラリアのパースで開催されるUFC305では、ドリカス・デュ・プレシ対イスラエル・アデサンヤによるミドル級王座戦が行われます。
アデサンヤにとっては昨年9月のUFC293で、ショーン・ストリックランドに判定で敗れて王座を失って以来の試合となります。
アデサンヤは今週のメディアデーで、2度の王座戴冠の経験が差となって現れることを期待していると語りました。
「経験がものを言う。ここ数ヶ月でいろいろなことがあったんだ。俺自身、人生においてクソみたいな経験をしたことがいくつもあった。私生活についてはソーシャルメディアで、『この試合で何をしたいのか?人生から何を望むか?自分自身をどう見るか?自分のレガシーをどうしたいのか?』といった人生についてや自分が経験した多くのことを表に出していない。これらの質問は全て自分自身に問いかけ、自分自身と正直に話さなければならない。結局のところ、復帰したときには、新しく生まれ変わりたいと思ったんだ。同じ動物でありながら、違うビーストになりたかったね」
「今の俺は違う。先のことは考えていない。この試合に全てを賭けているよ。俺はベルトのために戦う必要はない。この試合にだけに集中して、次に何が起こっても、そのときに対処するつもりだよ」
アデサンヤは3度目の王座戴冠に向けて準備は万全だと語りました。
「今まで見た中で最高の俺を見ることができると思うよ。今までで最も大きく一番力強いと思う。スピードもある。打撃のスピードには自分でも驚いているんだ。しっかり当たらなくてもキレがある。まるで刃物のようだ。自分をリフレッシュさせてリセットするのは良い気分だ。やってやるよ」