インタビュー・コメント

トム・アスピナル「ジョーンズは今世界最高ではない」

UFC暫定ヘビー級王者のトム・アスピナルはUFC304で、カーティス・ブレイズに1ラウンドKOで勝利して王座防衛を果たしました。

通常であればヘビー級王座統一戦が行われるものの、ヘビー級王者のジョン・ジョーンズは11月にマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC309で、スティーペ・ミオシッチと防衛戦を行う噂があります。

アスピナルはポッドキャスト『the Believe You Me』に出演し、ジョーンズについて語っています。

「彼が私と戦うと公言しているところはどこにもない。そんなものは存在しない。 彼は頭がいいし、最近ちょっと太り気味なのも知っている。あの男は、ドリトスを指に加えてiPhoneを片手に、私が(カーティス・ブレイズに)ノックアウトされるのを待っていたんだ。正直に言うと、私があの試合に勝って以来、彼はすっかり黙り込んでしまった。彼は引退するまで、私のことについて完全に黙り続けるだろうね。だって彼が私と戦うなんてあり得ないからだ。チャンスはない。ジョン・ジョーンズと戦うことなく引退させるよ」

ジョーンズといえば、UFCのダナ・ホワイトが史上最高の選手だと公言しており、一方のミオシッチはUFC史上最多となるヘビー級王座3連続防衛記録を保持しています。

しかしアスピナルは、どちらも現在世界最高の選手ではないとし、自分が一番だと主張しました。

「彼らはヘビー級王座を争う資格などない。今のヘビー級のトップじゃないんだ。ダナ・ホワイトや他のみんなが何と言おうと、彼らは今世界最高のヘビー級選手ではないんだ。彼らのことを心酔しているし、彼らが素晴らしいキャリアを歩んでいないと言っているわけではない。私もそういうキャリアを歩みたい。でも今の彼らはベストではないんだ。今間違いなく彼らがベストじゃないし、だから彼らがベストであるかのようなでたらめを言うのはやめようよ」

「私の見方では、自分は世界最高のヘビー級選手なのにその評価を得られていないんだ。彼らはベルトを人質に取っていて、ジョン・ジョーンズがそれを気に入っている。ダナ・ホワイトが可能な限りインタビューに応じ、バンタム級について話していたのに、ダナ・ホワイトがそれをひっくり返してジョン・ジョーンズがいかに優れているかを話し始めた。彼がそんなにいいなら、戦おうじゃないか。私は今、世界ヘビー級No.1だ。私とジョンで、どっちが上なのかやってみようじゃないか。簡単なことだよ。私は今世界最高のヘビー級選手だし、ジョン・ジョーンズはそうじゃない。私がそれを証明するつもりだよ」