インタビュー・コメント

デイブソン・フィゲイレード「ウマルは王座挑戦に値しない」

UFC306ではメラブ・ドバリシビリがショーン・オマリーに判定で勝利し、バンタム級王座を獲得しました。

初防衛戦の相手は、バンタム級ランキング2位のウマル・ヌルマゴメドフが候補になっているものの、メラブは元フライ級王者のデイブソン・フィゲイレードを望んでいます。

フィゲイレードは『MMA Fighting』のインタビューで、メラブについて語っています。

「僕はその試合を見ていたんだけど、最後に彼は僕を見て、10メートル離れた僕に指を差し始めたんだ。今ならこの試合を実現できるから、僕は彼を応援していた。ケージの中で僕に呼びかけるかと思っていたけど、インタビューで僕の名前を口にしていたね」

フィゲイレードもメラブの意見に同意し、ヌルマゴメドフは王座挑戦前にバンタム級でもっとトップ選手と戦うべきだと主張しました。

「ウマルはここに来たばかりだ。彼は厳しい相手と初めて戦ったばかりだし、もっと試練を受けなければならないのは間違いない。まずは他の誰かと戦うことになるだろう。おそらくオマリーだろうね。僕はすでに試練を受けている。チャンピオンだった階級を離れて、上の階級に行って強い相手と戦ってきた。簡単な試合はなかったよ。メラブにとっては間違いなく僕の方が危険な相手だ。彼と戦う準備はできているよ。この階級に上がってから、みんなに呼びかけられるようになった。おそらくみんな僕のことを簡単な開いてだと思っているみたいだけど、オクタゴンの中でそうではないことを証明してみせる。ベルトをかけて戦う準備はできているよ。ベルトを獲りたいんだ」

フィゲイレードはすでにメラブとの王座戦を視野に入れてトレーニングをしていると語りました。

「メラブにとってはスタイルを変えるのは難しい。彼のスタイルは厄介で、少し攻撃を交わしてから、すぐに相手を倒す。メラブのような相手と戦うときは、彼を危険にさらすためにも本当に賢くならなければならないが、僕はそういった男だ。柔術が得意で、グラップリングにもかなり力を入れてきた。そしてこの試合に向けてレスリングにさらに集中するつもりだ。階級を上げて以来、グラップリングは大きく進化してきた。僕はどちらかというとストライカーで、誰とでも殴り合っていた階級を離れて、今この階級でよりグラップリングをしている選手を見て、少し戻ってグラップリングの知識を再び活かしたんだ」