インタビュー・コメント

ジョゼ・アルド「UFCで王者になりたい」

UFC307では、ジョゼ・アルドとマリオ・バティスタが対戦します。

元フェザー級王者のアルドは2022年にメラブ・ドバリシビリに敗れてUFCを去ったものの、今年5月のUFC301で復帰し、ジョナサン・マルチネスに判定で勝利しました。

アルドは今週行われたメディアデーで、再びUFCで王者になることを目指していると語りました。

「そのままタイトルを狙えるとさえ思っていたがそうはならなかったね。でも言ったように、私はどんな挑戦も受け入れる。マリオであろうとジョナサンであろうと、どんな相手であろうと戦って勝つ、これが私の人生だ。UFCが彼を選んだ以上、戦わなければならない。それがチャンピオンになりたいという私の願いなら、誰とでも戦うよ」

2022年に現バンタム級王者になったメラブ・ドバリシビリに敗れているアルドは、敗れた試合を振り返りました。

「あの夜の私のパフォーマンスは良くなかった。自分のせいでもメラブのせいでもないんだが、レフェリーが試合をフェンス際で長引かせてしまってとても退屈だった。基本的にファイトがなかった。とても悲しかったね。みんなはアルドのベストを期待して試合を見に来るのに、あの夜は自分の実力を見せることができなかったんだ。火は消えていた。前回この場所を去ったときは、もう二度とオクタゴンに戻れないと思って、本当に悲しい気持ちだった。そして2年後に再び火が戻ってきた。ハードなトレーニングをしたんだ。ジムの周りの人たちもそう言ってくれるよ。ジムにいた若い選手たちは、『こいつは天才だ。彼は全てを成し遂げたのに、まだここで最高のパフォーマンスを見せている』ってね。火は燃えているよ。素晴らしい試合をしたい。この試合には勝たなければならないし、そうすればタイトル挑戦に近づくことはわかっているよ」

また元バンタム級王者のドミニク・クルーズとのレジェンド対決にまだ興味があるかと質問されました。

「今は別の道を歩んでいる。タイトル戦がしたくて、今はそれに集中しているよ。チャンピオンになるという夢があるし、そのためにトレーニングに全力を尽くしているんだ。必要なことはやっているし、準備は万全だから安心して欲しいね」