インタビュー・コメント

アレックス・ペレイラ「試合に至るまでが大変だった」

UFC307のメインイベントでは、ライトヘビー級王者のアレックス・ペレイラがカリル・ラウントリーに4ラウンドTKOで勝利し、王座防衛に成功しました。

ペレイラは試合後の記者会見で、この試合に至るまでに様々な不運に見舞われていたことを明らかにしました。

「試合は本当に厳しかったけど、このキャンプがどれだけ大変だったかは私のチームだけが知っている。誰も知らないようなことをたくさん経験したよ。1ヶ月以上前にブラジルにいたとき、ビザに問題があって、パスポートを受け取れるかどうか毎日領事館に行って確認していた。ようやくアメリカに戻り、コネチカット州で1週間ほど過ごし、アメリカには3週間滞在したが、その間に抗生物質を飲んでいた。熱があったし、喉の調子も悪くて色々なことがあったんだ」

「それにブラジルにいたとき肋骨を痛めた。1年くらい前のケガが再発したから、そのことも対処しなければならなかった。こっちに来てからも喉の調子が悪かった。医師に診てもらって、また抗生物質をもらったよ。映像も撮影していて、当時映像の中で、もし勝ったらそれを見せると言っていたから、いつか公開できると思うが、本当に大変なことがあったんだ。UFC300で痛めた足の指の靭帯も再発した。今回のキャンプで経験したことはたくさんある。厳しい試合だったけど、この試合に至るまでが大変だったし、今は自分のことを誇りに思うよ」

ペレイラはライトヘビー級に留まることを示唆しており、UFC308で行われるマゴメド・アンカラエフ対ラキッチの勝者と対戦する可能性があります。

しかしペレイラは今後少し休みを取るつもりだと語っています。

「限度はあると思う。できる限り自分を追い込みたい。もう37歳だし、時間を有効に使いたいが、休みも必要だ。メキシコ、韓国、マルタで予定があるんだ。少し休まないといけないけど、トレーニングはするつもりだよ」