インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトがUFC307のレフェリーに不満を示す

UFC307ではいくつかの試合でフィニッシュが見られたものの、決着がつかず判定に持ち込まれた試合も多くありました。

しかしUFCのダナ・ホワイトは、UFC307の採点に不満を示しています。

ホワイトは試合後の記者会見で、具体的な試合について言及することはなかったものの、いくつかの判定結果が不満だったと語りました。

「今夜のジャッジは最悪だった。今夜はアイルランドでボクシングの試合を見ているようだったよ。今夜の判定はひどいものだったと思う。それだけにしておくよ。残念だったね」

またマリオ・バティスタは判定でジョゼ・アルドに勝利したものの、ケージ際に押し込み積極的な試合展開を見せませんでした。

ホワイトは打撃の応酬によるダメージを避けるために時間稼ぎが行われていると思われる場面で、レフェリーがもっと関わることを望んでいると語っています。

「それが常識だよ。相手がそれを繰り返し、戦わずして勝つことに全力を尽くしているなら、レフェリーとしてはすぐに引き離すべきだ。相手が3ラウンド続けてテイクダウンを奪ったのであれば、相手がテイクダウンを取れないなら、相手に数秒与えてテイクダウンを取ったかどうかを確認してから引き離すべきだよ」

「私はいつもレフェリーがもっとそのことに積極的になるべきだと考えている。100%だ。特に誰かが時間稼ぎをするためにそれを続けているときはね。君たちはこの件について寛大に扱うつもりはないよな?もしコントロールしているかどうか、戦おうとしていないのなら、どうやって試合に勝つんだ?テイクダウンを試みるなら、テイクダウンを阻止するのはどうなんだ?狂気の沙汰だよ。相手が絶対にスタンドで打ち合おうとせず、ただフェンスを背にして時間稼ぎをしたいだけだとわかるとき、そう、それがレフェリーの仕事なんだ。それが何度も繰り返され、相手が試合に勝とうとしていないのをレフェリーが見れば、引き離すことになるんだ」