12月7日にラスベガスで開催されるUFC310のメインイベントでは、ウェルター級ベラル・ムハマッドとシャフカト・ラフモノフが対戦します。
ラフモノフはキャリア18戦無敗で、UFCでの6試合全てフィニッシュしており、現在ウェルター級ランキングで3位となっています。
ムハマッドは『MMA Junkie』のインタビューで、対戦するラフモノフについて語りました。
「彼は精神的にタフで強い。もし根性勝負になったとしても、彼はその強さと勝利への意志で、多くの選手を打ち負かすだろうね。彼は今より強い意志を持った、よりタフで、引き下がらず屈しない相手と戦うことになる。だから今彼がどう反応するかだし、彼はまだUFCでそういう逆境に直面したことがないと思う。本当だ。彼は常にリードしてきた。今回彼は遅れをとることになる。後半のラウンドに進むこともあるだろう。だんだん厳しくなってきて、息苦しくなってきて、疲れてきて、あれもダメこれもダメとなったら、どうやって修正するんだ?」
ムハマッドは、自身がラフモノフがこれまで戦った相手とは別次元であると主張しました。
「彼は疲れないと思うんだ。彼は俺の前に立ったことがないからね。俺の前に誰が立とうと、俺と戦えば疲れることになる。相手がどんな道を歩んできたか、どれほどスタミナがあるかは関係ない。俺は違うファイターだ。これまで見てきた中で誰とも違うペースだよ」
「我々はこの選手たちの弱点を見ている。彼の名前の横には0(無敗)がついているかもしれないが、俺たちには穴が見える。そのゼロの中にこそ、俺たちが見ている穴があるんだ」