今週末に開催されるUFC308のメインイベントでは、フェザー級王者のイリア・トプリアとマックス・ホロウェイが対戦します。
ホロウェイはUFC300でジャスティン・ゲイジーと戦ったとき、最終ラウンド残り10秒でオクタゴン中央で指を差し、お互いに打撃の応酬を始め、残り1秒でKO勝利を飾りました。
これに対してトプリアが最近、試合開始と同時にオクタゴン中央へ進み、指を差してパンチの応酬を始めるためにホロウェイを誘うつもりだと語っています。
ホロウェイは『MMA Fighting』のインタビューで、トプリアがマネしようとしていることについて、過去の試合でなぜ打撃の応酬をしたのか理解していないことが問題だと語りました。
「下を指す瞬間、彼はその重要な点を理解していないと思う。結局のところ、それは試合終了間際に行うものなんだ。調子が良ければ、もし試合が面白いなら、あるいは勝っているなら相手にチャンスを与える。その瞬間には理由があるんだ」
「このベルトは『Blessed Man Forever(永遠に祝福された男)』だったり、君たちが『The Baddest Mother F**ker』と呼んだりしているものだ。もしこのベルトがDMF、つまり『The Dumbest Mother F**ker(最も間抜けなヤツ)』だったら、私はそれに巻き込まれていたかもしれない。でもそれは全く違う。私が言ったように、彼はボクサーであることについて話しているが、それは彼のボクサーIQが低いということだ。だがどうなるか見てみようよ」
またトプリアはホロウェイにトラッシュトークを仕掛けています。
トプリアは、ホロウェイがこの試合を望んでいなかったものの、UFCがマイケル・チャンドラーとの対戦を断ったことから、王座戦を受け入れることを余儀なくされたと語っています。
しかしホロウェイは、ゲイジー戦後多くの選択肢があったものの、唯一望んでいたのはUFC308での試合だったと語りました。
「(UFC300の後)最初に声をかけたのはリングサイドに座っていた男だった。おかしな話だよ。BMFのタイトルがかかっていなければ、私とは戦わないと言っているインタビューがあるんだ。最後に確認したときは、BMFタイトルはかかっていなかった。だからもし誰かが戦うことを強いられたとしたら、それは彼のようだね。彼の口から出た言葉だ。BMFタイトルがかかっていなければ、私と戦うつもりはないって言った。そんなことはないね。だからこの件は彼の自作自演なんだと思うよ」
「イリア・トプリアと戦いたかったし、フェザー級タイトルが欲しかったし、2度の世界王者になりたかったし、アンディスピューテッド・タイトルが欲しかったんだ」