今週末のUFC308では、カムザット・チマエフとロバート・ウィテカーが対戦します。
現在のミドル級ランキングではチマエフが13位に対して、ウィテカーは3位にいます。
チマエフは今週のメディアデーで、ウィテカーと互角に戦えるかと質問されました。
「誰が俺のテイクダウンを止めたのか?誰もいないだろう。だからこの男も同じだと思う。カマル・ウスマンは偉大なチャンピオンで、誰に対してもテイクダウンを奪ってきた。でも俺は彼にテイクダウンをした。ラウンドで簡単に圧倒していたんだ。テコンドーや空手をやっている選手と、レスラーだったウスマンと何が違うんだ?彼は以前プロレスラーだったんだ」
チマエフは今年体調不良でウィテカー戦を欠場したこともあり、昨年10月のカマル・ウスマン戦以来の試合となります。
チマエフは前回の試合でも体調不良だったにもかかわらず勝利したと語りました。
「スパーリングでは最初から最後まで全力を尽くしてきたが、ケージでもそれは変わらないと思う。ウスマン戦の前に自分の健康状態について何も言わなかったから、みんなはカムザットがケージに入ったときは健康だと思っていたが、そうではなかった。試合前の朝、俺は体調が悪かったんだ。言い訳はしなかったし、泣かなかったよ」
チマエフはウィテカーにあくまでも勝つことが重要であり、勝つ方法は関係ないと語りました。
「ただ勝てばいい、それだけだよ。5ラウンドのこともサブミッションのことも考えていない。ただケージに行って、試合に勝って、相手をぶちのめして金を手にする。それだけだ。ケージに行くとき、どうやって勝つかなんて考えたことは一度もないね。ただ試合に勝つこと。方法は問題ではないんだ」