今週末にアブダビで開催されるUFC308のメインイベントでは、イリア・トプリア対マックス・ホロウェイのフェザー級王座戦が行われます。
王者のトプリアはホロウェイに対してトラッシュトークを仕掛けるものの、ホロウェイはそれに動じず、冷静さを保っています。
ホロウェイは今週のメディアデーで、トプリアについて語りました。
「彼の言っていること全てにますます混乱しているよ。彼は私が戦いたくないとか、戦うことを強いられていると言っている。彼はゲイジー戦の後のような感じで私をここに連れてきた。クレイジーだね。彼の考え方はとても興味深いよ。でもそれが土曜の夜に最高の自分になるために必要であればそれでいい。好きなだけ話せばいいじゃないか。結局は3日後に私と戦わなければならないんだからね」
トプリアは試合開始10秒でオクタゴン中央に指さし、ホロウェイに勝負を挑むと主張しています。
ホロウェイはトプリアの話を信じず、さらにコナー・マクレガーのモノマネをしていると非難しました。
「全く意味がわからないね。私としては、彼がその権利を得るに値しないと思う。つまり彼がマネしている相手はみなさんがご存じの通りだ。この男はタトゥー、オーラ、戦い方に至るまでマネばかりしている。結局はその瞬間をやるには努力が必要だし、彼はジョシュ・エメット戦ならその瞬間ができたはずだと思っているよ。5ラウンドの戦いで、ジョシュ・エメットはスイングしようとしていた。あの試合を振り返ってみると、ジョシュ・エメットがスイングしようとしたとき、誰かさんは試合の残り時間に攻撃して押さえ込んでいた。だからその瞬間を自ら手にする必要があると思うが、彼はただ盗もうとしているだけなんだ。彼はすでにある人のオーラを盗もうとしていて、今度は他の人のものを盗もうとしている」
とはいえホロウェイは、トプリアの実力を認めています。
「彼は良い選手だよ。UFCに来たとき、グラップラーやレスラーとして連れてこられたことを多くの人が忘れている。彼のボクシングは素晴らしい。選手として、彼を嫌って彼がいい選手ではないと言うことはできない。彼には実績があるのか?今の地位を手にするために、やるべきことをやるべきときにやった。それについて侮辱するつもりはないよ。でも土曜の夜に私と戦わなければならないのだから、楽しい試合になるだろうね」