UFC308では、フェザー級王者のイリア・トプリアがマックス・ホロウェイを初めてKOで下した選手となりました。
試合後に元王者のヴォルカノフスキーが登場し、今後両者による再戦が期待されます。
UFCのダナ・ホワイトは試合後の記者会見で、次のフェザー級王座戦はトプリア対ヴォルカノフスキーでほぼ間違いないと語っています。
「いいかい、ヴォルカノフスキーもその一人だし、彼にノーと言うつもりはない。我々にとってそういう選手だった。彼が必要なときはいつでもね。イスラエル・アデサンヤや今のアレックス・ペレイラのように、上手くいかず誰かに連絡をしなければならないとき、ヴォルカノフスキーはいつもそういう選手だった。本当にそうだったんだ。この部屋にいる人の中で、『こんなのバカげているし、おかしい』と思っている人はいないと思うし、それにこの試合をもう一度見たくない人がいるだろうか?」
トプリアはフェザー級で絶対的王者として君臨していたヴォルカノフスキー、さらにキャリアでKO負けがなかったホロウェイ、どちらもKOで下しています。
もしヴォルカノフスキーとの再戦も勝利すれば、フェザー級で絶対的な地位を築く可能性が出てきます。
「後ろで話していたんだ。レジェンドを次々と倒していくうちに、自分もレジェンドになる。今夜は2人とも素晴らしかった。マックスは正しいゲームプランで臨んでいた。序盤のカーフキックが積み重なって、試合後半にダメージを与えたと思う。あれは正しい方法で放っていると大きな痛手を負うことになる。彼はこれ以上良い試合はできなかっただろうね。(トプリアは)自身でも何発か大きな攻撃を受けていた。前に出続けて両者とも素晴らしいパフォーマンスだったよ。でもトプリアはこれまで誰もやったことがないことを成し遂げたんだ」