インタビュー・コメント

マイケル・チャンドラー「MSGに出場できるのは幸運だ」

11月16日にニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC309では、マイケル・チャンドラーとチャールズ・オリベイラが対戦します。

両者は2021年のUFC262で当時空位となっていたUFCライト級王座をかけて対戦し、このときはオリベイラが2ラウンドTKOで勝利しています。

チャンドラーは『the New York Post』のインタビューで、マディソン・スクエア・ガーデンのイベントに出場することについて語っています。

「マディソン・スクエア・ガーデンの試合に選ばれるのはとても幸運なことだ。マディソン・スクエア・ガーデンの試合には誰でも出場できるわけではないからね。UFCは素晴らしい試合を見せてくれそうな選手を出場させるんだ。スフィアでのUFC306でジョン・ジョーンズを見たよ。私たちは挨拶をして、(UFC309の)メインとセミで一緒に写真を撮ったんだ。彼は『俺がメインイベントなんだから、俺のために興奮をとっておいてくれよ』って言っていた。私は『たぶん無理だな。注目を集めるために来るんだから』って伝えたよ」

チャンドラーは2022年11月にダスティン・ポイエーに敗れて以来、2年ぶりの試合となります。

当初は6月のUFC303でコナー・マクレガーと対戦する予定だったものの、マクレガーの負傷欠場により試合が延期となっていました。

チャンドラーは2年ぶりの試合となるものの、この休みの期間は必要なものだったと語りました。

「これだけの休みが本当に必要だった。26ヶ月の間に6回のトレーニングキャンプがあり、全ての試合がやるかやられるかだった。トップ3やトップ5との対戦、世界タイトル戦、ファイト・オブ・ザ・ナイト、ファイト・オブ・ザ・イヤー、このスポーツが大好きだ。総合格闘技というスポーツをプロとしてやって、その対価としてお金をもらい、それで家族を養っていけるのは本当に恵まれている。でもそれが私に負担をかけていた。休みが必要だったんだ」

前回オリベイラに敗れているチャンドラーは、再戦では異なるパフォーマンスを見せると語っています。

「私は自信を持って臨み、素晴らしいトレーニングキャンプを積んできた。だが第1ラウンドの最初からチャールズ・オリベイラを倒そうと戦い、1ラウンドを10-8で勝利したが、そのペースを維持することができなかった。自分の判断ミスもあって、自分を悪い状況に追い込んでしまった。全力を尽くして戦えなかったし、メンタル面も含めて全て修正してきた。だから最高のパフォーマンスになると思う。彼が負けを認めるまで、計画的にこの男を打ちのめすつもりだよ」