インタビュー・コメント

ダコタ・ディチェバ、スターダムにのし上がったことに怒るファイターたちに反論

ダコタ・ディチェバは偶然、ここにたどり着いたわけではない。

3連続KO勝ちを含む13勝0敗というパーフェクトな戦績で、2024年のPFL選手権大会への出場を決めたイギリス出身の25歳。
フライ級の彼女は、次の大物になるかもしれない。
スターダムにのし上がるのは早かったが、ディチェバはここに来るために努力をし、試合に勝ってきた。

「嫉妬やフラストレーションがあるのは確かだ」とディチェバはMMAファイティングに語った。

「分かるよ。あなたが言ったように、これはビジネスです。お金をもらうためには、試合を成立させなければならない。報酬を得たいなら、何かをすればいい。試合をエキサイティングにするとか、ソーシャル・メディアに出て努力するとか。そうしなければならない。ファイターたちに腹を立てていた人たちは、特定のファイターがお金を稼いでいることに腹を立てていたけれど、お金を稼いでいるファイターを見てみると、このスポーツの個性的な人たちなんだ。あるいは、何か違うことをやっているファイター」
「なぜ私だけにイライラするのかわからない。だって、私はこのスポーツで過ごした年月の中で、できることをやり遂げたいだけだし、それが賢いと思うのよ」

今シーズンのPFLでディチェバが最も非難されたのは、彼女が勝ちやすい試合を組まされ、いくつかの対戦相手よりも楽な状況で決勝に進むことができたという認識だろう。

最も目立った不満は、プレーオフが始まり、ディチェバが準決勝でUFCベテランのタイラ・サントスやベラトール王者のリズ・カムーシュのような経験豊富な相手ではなく、イエナ・ビショップと引き分けたことだった。
しかし、サントスはカムーシュを判定で下し、ディチェバはビショップを1Rで下した。

もちろん、ディチェバが対戦相手をコントロールすることはできない。なぜなら、その決定はPFLに委ねられているからだが、プレーオフが始まったとしても、すべてレギュラーシーズンのポイント合計で決まるからだ。

ディチェバはサントスとの決勝戦で、少なくとも批判を黙らせることができるかもしれない。

「自分の実力はわかっている。5ラウンド戦う準備はできている。毎回そのために練習しているけど、5ラウンドで満足するようなファイターではないよ」