UFC310のメインイベントでの対戦を前に、フライ級同士のフェイスオフに臨んだアレッシャンドリ・パントージャはあくまで冷静で、朝倉海は自信に満ちあふれていた。
木曜日の試合前会見終了後、ステージに上がったパントージャは、UFCチャンピオンになるチャンスをかけてオクタゴンデビューを果たした対戦相手を睨みつけるように、ストイックな姿勢で立っていた。
対する朝倉はサングラスをかけたまま、UFCフライ級王者であるパントージャに対し、身長で優位に立っていることをアピールした。
UFC初参戦となる朝倉だが、RIZINで王座に就いた経験を生かし、ベルト奪取を目指すパントージャとの対戦でも、記者会見でも動揺を見せることはなかった。