インタビュー・コメント

コルビー・コヴィントン、UFC Tampaのドクターストップ負けを「デタラメ」と発言

コルビー・コヴィントンは、今回の敗戦を正当な敗戦だとは思っていない。

土曜日のUFC Tampaのメインイベントの結果は、ホアキン・バックリーのドクターストップによるTKO勝ちだった。
彼はコヴィントンを激しいパンチで打ちのめし、試合開始早々、コヴィントンの右目の上を切り裂いた。第3ラウンドまでにコヴィントンの顔面は血まみれになり、リングサイドの医師はコヴィントンの試合続行は不可能と判断した。

UFCのダナ・ホワイトCEOは後に記者団に対し、この試合がラスベガスで開催されていれば、ドクターは試合を止めなかっただろう、と語った。コヴィントンのYouTubeチャンネルに投稿された舞台裏のビデオでは、3度UFC王座に挑戦したコヴィントンが、手当てを受けているときにホワイトのコメントを聞かされ、同意している。

コヴィントンは言った。「デタラメだ。5ラウンドの試合だった」

その後のインタビューでコヴィントンは、この試合が比較的短期間で決まったこと、そしてバックリーが自分を追い詰めるところだったとは感じていない。

「これまで以上に強くなって戻ってくる」とコビントン。
「これは僕にとって始まりに過ぎない。今夜はベストな状態ではなかった。でも、それはチームのためだった。僕の人生を変えてくれた大好きなチームのためにやったんだ。自分の中にはまだ闘志があるし、ベストはこれからだ。」

「あの試合は1-1のタイだったと思うけど、ちょうどウォームアップしていたところで、僕は彼を苦しめ始めていた。彼が口から息をしているのが見えたし、僕はもっと多くのパンチで彼をとらえ始めていた。ダナもベガスだったらストップされることはなかったと言っていた。全く動揺しなかったよ。すぐに立ち上がっていたよ。だから、もっと強くなって戻ってくるよ」

コヴィントンの額がどのような打撃でカットされたのか、正確なところは不明だが、最終的に試合終了につながったカットの原因は、頭のぶつかり合いだった可能性があると彼は話している。

バックリーはこれで6連勝となったが、コヴィントンはバックリーが自分を倒したとは思っていない。

「接近戦になり、頭突きがあったような気がして、1Rにカットしたとたん、見えなくなった。視界がぼやけて、3人に見えた。どうしたらいいのかわからなくて、混乱していたけど、戦い続けるしかないと思った。UFCファンにショーを見せなければならない。そのためにお金を払って来てくれているんだし、僕は戦士で、僕らは剣闘士なんだ。僕はやめないよ。」