タチアナ・スアレスは、ジ・アルティメット・ファイターに初めて登場した日からずっとUFCチャンピオンになりたいと思っていたが、今やその夢が実現するまであと数日となった。
UFC312では、オリンピックレスリング候補だったスアレスはトップMMAファイターとなり、オーストラリアのジャン・ウェイリーと対戦する。スアレスは長い間、この階級のチャンピオンになると目されてきたが、けがでキャリアの大半が達成できなかった。4年間試合を欠場し、2024年もまったく試合に出ていない。
スアレスは、2025年2月にようやくタイトル戦の機会が与えられた。
「やろうと思った」と語った。 「その後、マネージャーが『うれしい?』と聞いてきた。私は『はい、どう説明したらいいのか分からないけど』と答えた。私は感情をあまり人に見せないけど、婚約者のパトリック・ミックスには『すごく興奮してる!』って話した。この試合が待ちきれない」
当初の熱意は抑えられていたかもしれないが、スアレスはタイトル戦に勝ったことを祝う暇などないと認識していた。なぜならチャンピオンシップに勝つことが本当に最大の目標だからだ。
彼女はけがをする前、UFCで7連勝し、キャリア通算10勝0敗の完璧な戦績を残している。スアレスはすでにアレクサ・グラッソ、カーラ・エスパルザ、ジェシカ・アンドラージの3人の元チャンピオンを倒している。ジャンが彼女に倒される4人目のチャンピオンになるかもしれない。
スアレスとジャンの試合スタイルを考えると、この次のタイトル戦は史上最高の試合になるだろう。
「彼女は素晴らしいファイターだと思うし、自分のゲームプランを実行するのが楽しみだ」とスアレスは語った。「彼女とはとても相性がいいと思う。みんな、ストライカー対グラップリングを言っていると思う。私はそんなことないと思う。彼女もグラップリングが好きなので、うまくいくと思う。対戦を楽しみにしている」とコメント。
スアレスがメインイベントと称する一戦、どんな試合が見られるのか楽しみだ。