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ジェレミー・スティーブンス、コナー・マクレガーとの試合できるならUFC復帰に前向き

ジェレミー・スティーブンスはUFCを円満に去ったが、5月2日に予定されているUFCデモイン大会でメイソン・ジョーンズと戦うために、戻ってくるかもしれない。

スティーブンスはBKFCで元UFCチャンピオンのエディ・アルバレスに大勝したばかりで、彼の将来は素手でのファイターとして決まったように見えた。
しかし、木曜日にスティーブンスが突然UFCのロースターに復帰したことですべてが変わった。
1月にアルバレスとの試合の後でも、UFCに復帰する用意があると語り、特に最終的にコナー・マクレガーとの試合につながる可能性があるならとコメントしている。

スティーブンスは、アルバレスに勝利した後、長期契約に縛られていなかったため、大きなチャンスを活かす絶好の位置にいたことを知っていた。

UFCに復帰したからといって、二度とBKFCで戦わないというわけではない。スティーブンスは、ベアナックルやボクシングで試合を楽しんだが、彼のルーツは常に総合格闘技に遡るため、この可能性が存在することを認識していた。

「フリーだ。UFCで1試合はできる」とスティーブンスは語った。

アルバレスを破り、キャリア最大の勝利の一つとなった直後、スティーブンスはリングでマクレガーをにらみつけた。
アイルランドのスーパースターは将来いつかグローブなしで対戦することを約束した。

2024年にBKFCの共同オーナーとなったマクレガーは、最終的にはベアナックルファイトに転向する予定だと何度も誓っているが、UFCとの契約にはまだ2試合残っているため、まずはそれが実現しなければならないのはほぼ確実だ。

だからこそ、スティーブンスはUFCへの復帰の可能性を否定せず、2021年の最後の試合で足を骨折して4年間休養していたマクレガーをケージに迎えるチャンスが得られるかもしれないと期待した。

「彼は楽しんでいる。『コカイン・コナー』、楽しんでいる」とスティーブンスは語った。
「彼は宣伝しているが、感情移入していない。奴の目を見ればわかる。奴は目を合わせると、すでに従順で手を差し出していた。奴は昇進のためだけにここにいる。奴はたぶん本当に戦いたいと思っている。奴は何百万ドルも稼いでいる。奴の目を見れば、うそをついていない。俺はチャンスをつかんでいる。俺はローガン・ポールでもジェイク・ポールでもない。奴らほどの数字は出していないが、俺のほうがもっと恐ろしく暴力的な男だ」と話す。

両選手の歴史は、2016年のUFC 205記者会見での悪名高いやりとりに遡る。マクレガーがステージ上で最も危険な対戦相手について尋ねられた後、スティーブンスが、自分こそがフェザー級で本当に最も強打を放つファイターだと口走ったのだ。

マクレガーは「あの男は誰だ?」と答え、ニューヨーク市の観衆は笑いと拍手で沸き返った。

それ以来、スティーブンスはマクレガーとの対決の可能性を模索しており、UFCに復帰した今、ついにそれが現実になるかもしれない。

「みんな『コナーに勝てると思ってるの?』って言うけど、彼はクソみたいな人間だ。そうだね、できるってわかってるよ。今の時代、『コカイン・コナー』なら、俺がノックアウトしてやる。素手でやったら、もっとひどいことになるだろう。でも俺はそういう男だから、もしそうなったらUFCに行って、そこで1試合戦える。妄想が現実になる、そうだろ? チャンスだ。もうそう遠くない」と試合を楽しみにしている様子。

UFCに復帰する契約を交わして間もなく、スティーブンスは「ザ・ノトーリアス」にメッセージを送り、彼らのビジネスはまだ終わっていないことを思い出させ、マクレガーとのライバル関係を再びヒートアップさせた。

「BKFC、UFC、コナー・マクレガー、お前は私から逃げられない」とXにも投稿。「お前を見つけて殺してやる!お前の時間は終わった。アイオワでも最前列の席を確保しておいた。ウェルズ・ファーゴのイベントセンター、私の故郷だ。私がまたあごを折るのを見ていろ」と挑発した。

ジェレミー・スティーブンスが対戦したがっているコナー・マクレガー。そろそろ戦う決意は固まったのか。それとも、まだ戦わないのか?マクレガーの返事に注目だ。