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ダン・フッカー激怒!「リスペクトなきUFCには命は懸けない」チケット騒動で本音爆発!

UFCファイター、ダン・フッカーが自身のキャリアとUFCへの思いを率直に語った。9月のパース大会出場に意欲を見せていたフッカーだが、今年3月に手術を受けた手の回復が万全ではない状態。それでも地元開催ということもあり気持ちは前向きだった。ところが、6月の「UFC317」週、ラスベガスのT-Mobileアリーナで友人カイ・カラ=フランスのタイトル挑戦を観戦するために訪れたにもかかわらず、UFCから観戦チケットをドタキャンされるというアクシデントが発生。この出来事はフッカーの心に深い不信感を残した。

努力と情熱を注いできた自分に対し、事務的に名前をリストから外された現実。「これだけ身を削って戦ってきたのに、リスペクトがない会社のために無理はしない」とフッカーは本音を吐露した。ただ、その一方でUFCのビジネスセンス自体は維持し「今後は自分のペース、自分の条件で戦う」と宣言。パース大会の出場は見送り、例年11月に開催されるニューヨーク大会での復帰を見据えている。

また、「ザ・ハングマン」ことフッカーは、次戦の相手にはアーマン・ツァルキャンを熱望。ライト級王者イリア・トプリアへの挑戦も視野に入るが、「十分な追加報酬がなければ5Rは受けない」とギャラへの本音もぶっちゃけ。「労働に見合った対価があってこそ全力で闘える」というプロの誇りを感じさせる。

さらにUFCの戦略を「挑戦者を曖昧に保ち、交渉を優位に進めている」と見抜くあたりもさすがベテランの目線。ジャスティン・ゲイジーやパディ・ピンブレット、アーマン・ツァルキャンら有力候補が複数並ぶ今こそ、タイトル戦線の面白さが増している。

過去にも何度も逆境から蘇ってきたダン・フッカー。己を貫きビジネスにもシビアな姿勢で、再びライト級戦線に旋風を巻き起こす日は遠くない!そのプライドと闘志で、新たな伝説をつかみに行くダン・フッカーの次なる一戦を、ファンとして全力で注目し続けよう!タフネスとハングマン魂、その真価を見せる時はこれからだ!