クイントン“ランペイジ”ジャクソンの息子、ラジャ・ジャクソンがまさかの大騒動を巻き起こした。8月24日に行われたKnockxプロレス大会で、ラジャはレスラーのスチュアート・スミス（リングネーム：サイコ・スチュ）に対して、本来のプロレスの枠を逸脱した攻撃を繰り広げたのだ。試合前に会場外でスミスがラジャ・ジャクソンに飲料缶を投げつけるトラブルが発生。その遺恨が本番のリング上で爆発した。
事件の映像には、ラジャがダブルレッグでスミスをテイクダウンし、意識を失ったスミスに怒涛のパンチラッシュで追い打ちをかける様子が記録されていた。プロレスのルールも安全も完全無視――興奮した観客は静まり返り、格闘技界にも衝撃が走った。スミスの兄アンドリューは「状態は安定しているが集中治療中」と告白。“ランペイジ”ジャクソン自身も「スミスは覚醒し、容体は安定していると聞いた」と心配するコメントを残した。
この一件には、MMAやプロレスコミュニティからも多くの反響が寄せられ、元UFCミドル級王者ショーン・ストリックランドや元UFCファイターのケビン・リーなど著名選手が次々にSNSで反応。リーは動画で「ジャクソンは刑務所に行くべきだ」と強い批判の声を上げるなど、話題は格闘技界全体を巻き込む大騒ぎに発展した。
プロレスは確かに“戦う演劇”だが、一歩間違えば本物の暴力沙汰になる危険もはらむ。今回は明らかに一線を越えた危険行為――だが、それでも再出発のチャンスを掴もうとするのがファイター魂！ラジャ・ジャクソンにも、スチュアート・スミスにもこの経験が必ず何かの糧となるはずだ。リングはリベンジと再生の舞台！次こそ最高の闘いと成長を見せてくれることに期待したい。これぞリアル・コンバット・ドラマの真骨頂、今後の動向を見逃すな！