今週末ラスベガスで開催予定だったCJI 2、当初はオリンピック金メダリストのゲーブル・スティーブソンとグラップリング界の強豪クレイグ・ジョーンズの対戦が予定されていた。しかしスティーブソンはターフトウ(足指のけが)で無念の欠場。代役発表が注目される中で名乗りを上げたのは、なんと“悪童”チェール・ソネンだ!
ソネンは自身のポッドキャストで「クレイグ・ジョーンズから電話で直接“どうしたらいい?”と相談された」と明かす。当初はマーク・カーやワイアット・ヘンドリックス、さらにはラジャ・ジャクソン起用など無数のアイデアを提案。その流れで「もし金が必要なら~」とプロレス流にラジャを煽りつつ、ひとしきり“ブッカー脳”を発揮。しかし、クレイグ側の“本命”は他でもないソネン自身だったと後から判明する。「生放送中に“やるか?”と聞かれて、遅れてようやく挑戦状だったことに気付いた。もちろん受けることを即答した!」
両者には因縁あり。2017年ADCC無差別級トーナメントで、ソネンは1回戦でジョーンズのヒールフックで一本負け。「自分はスーパー・ファイト王者で調子も良かったが、当時まったく知らない技であっさり極められた…。正直、あれ以来ずっと“もう一度やり直したい”という思いが心の奥にあった」と語る。
激動のブッキング、短期間の決断――ソネンならではの“逆境上等”の覚悟がうかがえる。過去の雪辱を晴らし、再び世界に強さと存在感を示せるか!?新旧スターが交錯するリアル・グラップリング・ドラマ、これぞ異種格闘技の醍醐味だ!
世代とキャリアを超えて火花を散らすチェール・ソネンとクレイグ・ジョーンズの再戦に、格闘技ファンは大いに注目!ベテランの底力を見せつけるか、新鋭がさらに伝説を重ねるか?この週末、歴史が動く瞬間を絶対に見逃すな!