ニュース

ソルト・パピ激怒!“ファーガソン戦”は不公平レフェリーで真正決着を奪われた夜

ソルト・パピは、Misfits Boxing 22で元UFCスターのトニー・ファーガソンと対戦した際のレフェリー、ベニー・デクロースのストップ判定に納得がいかないと不満を爆発させた。パピ(本名ナサニエル・ブスタマンテ)は、「El Cucuy」ことファーガソン相手に2ラウンドを先取していたが、パピが連打を受けたタイミングでレフェリーがTKO勝利を宣告した。

パピは「あと20秒しか残っていない時に手を上げたら、突然レフェリーが止めた。観客は“ちゃんとした決着”を奪われたと感じてるはず」と「The Fighting Conversation」で語った。さらに「自分はもう2ラウンド取っていた。ファーガソンはもっと働く必要があった」と悔しさも隠さなかった。

パピは同じ大会でダレン・ティルとルーク・ロックホールドの一戦を引き合いに出し、「ロックホールドはKOされてもしっかりカウントしてもらっていたのに、自分の場合はすぐストップされた」とレフェリーの裁定基準に疑問を呈し、「倒されてもいないし、あれはバイアスだ」と強く主張した。「これはボクシングビジネス、仕方ない。だが自分のスター性は負けても揺るがない」と今後の再起に意欲を示した。

なお、今回パピは第1ラウンドで親指を骨折しながらも奮闘していたことが明らかに。「みんな見ての通り、序盤は優勢。第3ラウンドは体力温存も兼ねていた」と語る。もし再戦のオファーがあればファーガソンとのリマッチも前向きに検討する意向だが、治療期間が必要という。

どんな逆境でも前を向くソルト・パピ。議論を呼ぶTKO敗戦だが、その闘志と存在感は消えない!師走のリングでリベンジなるか、「本当の試合」を証明できるか……次なる一戦がますます楽しみだ!