長い沈黙を破り、元UFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジーが再び格闘トレーニングを開始した！2016年のアマンダ・ヌネス戦を最後にMMAから離れ、WWEで成功を収めてきた彼女だが、近ごろSNS上で公開した練習映像が話題となり、復帰への期待が一気に高まっている。
しかし、ロンダ・ラウジー自身は「本格的な復帰計画ではない」ときっぱり否定した。インタビューで彼女は「出産後の体を整えたいだけ」と語り、再び動ける喜びを取り戻すことに重点を置いているという。とはいえ、彼女の発言には闘志を感じさせる部分も。「マイク・タイソンが58歳でカムバックしてあれだけの試合を見せた。それを見て“誰も本当に終わったわけじゃない”って思った」と語り、格闘家としての血は今も熱く流れているようだ。
実際、トレーニング映像では現役時代さながらの切れ味を披露しており、UFCのダナ・ホワイト代表も「彼女は今、昔のように体が仕上がっている」とコメント。復帰の可能性を“完全否定”はしていない。この言葉が、ファンの期待をさらに煽っている。
ラウジーは今、母として、そして一人のアスリートとして自分の身体と向き合っている。「義務感ではなく、心から楽しめるようになった」「練習そのものが幸せ」と語る姿には、現役時代とは違う充実感が漂う。自宅のガレージに格闘用ケージを設置し、友人と柔道やミット打ちを楽しむ日々は、まさに“原点回帰”だ。
38歳の彼女にとって、再びオクタゴンへ戻るかどうかはまだ未定。しかし、“世界最強”と呼ばれたあの闘志が再び燃え上がる日が来るかもしれない。ロンダ・ラウジーが放つ“本能の一撃”、その続きを見逃すな！伝説はまだ終わっちゃいない！