インタビュー・コメント

ポイエー「マクレガーはベルトを剥奪されるべきだ」

4月はダスティン・ポイエーにとって大きな転換点になる可能性があります。

すでに4月14日に開催されるUFCグレンデールのメインイベントで、ジャスティン・ゲイジーとの対戦が決定していますが、その1週間前にはUFC223でトニー・ファーガソン対ハビブ・ヌルマゴメドフによるライト級タイトルマッチが行われます。

ポイエーにとっては、ゲイジーに勝利することでファーガソン対ヌルマゴメドフの勝者と対戦することが理想的な状況となります。

そしてUFCはこれまでコナー・マクレガーから15ヵ月間防衛されていないベルトを剥奪することを拒否していましたが、ポイエーはUFC223が始まるまでにUFCが行動を起こしてくれると期待しています。彼は『MMA Fighting』で次のように語りました。

「私はUFCがコナーからベルトを剥奪すると思うし、彼らは本当のタイトルを賭けて戦うことになるだろうと思うよ。このスポーツはクレイジーだから何が起こるか予測はできない。しかし私はファーガソン対ヌルマゴメドフの勝者が、真のUFCライト級チャンピオンになると思うね」

UFC代表のダナ・ホワイトは、UFC223キックオフの記者会見で、ファーガソン対ヌルマゴメドフの勝者はライト級タイトルを獲得すると言及しながらも、マクレガーから剥奪するかどうかは明らかにしていませんでした。

ポイエーはこの状況について内部情報は持っていないとしながらも、公式にマクレガーからタイトル剥奪の決定が発表されるまではただの形式的なものだと考えています。

ファーガソンは現在UFCで10連勝となっており、ヌルマゴメドフはUFCで9-0、キャリアは25戦無敗となっていることから、ポイエーも多くの格闘技ファンと同じように、この試合に興味を示しています。

「2人ともスタイルがあるね。私はハビブが彼にプレッシャーをかけて強さを示すだろうと思う。ハビブは、ケビン・リーがファーガソンをテイクダウンしたのと同じようにするつもりだろうね。ファーガソンが倒れているところに、再びエルボーを打ち込んだり、サブミッションをするのが見れるんじゃないかな。それが面白い試合になるのは確実だが、最もデンジャラスなのは、それがどれくらいその状態が続くかだと思うよ」

「トニーは本当に予測できないんだ。異なるタイミングで厄介な動きをしてくれる。一方でハビブは典型的なストライカーではなく、これまで私たちは彼がトップポジションやガードポジションで困っているのを見たことがなかった。だからトニーはトップポジションから多くのダメージを受けることになるだろうね。この試合は興味深いが、私はハビブが優位に立っていると思うよ」

ポイエーも4月に行われる自身の試合でゲイジーに勝利して、タイトル挑戦を視野に入れていると語っています。

「私は正しい方向に進んでいるよ。勝ち続けなければならず、勝利すれば全ては解決する。だから私は2ヵ月後に出場してゲイジーを打ち負かすつもりだ。そうすれば私がタイトル挑戦権を獲得できると思うし、そうなるべきだと感じているよ。ゲイジーに勝ったらUFC223の勝者と戦うつもりだし、私はそれがハビブになると思うんだ」

(mmafighting)