週末に開催されたUFCロンドンのメインイベントでは、アレクサンドル・ボルコフがファブリシオ・ヴェウドゥムに第4ラウンドノックアウトで勝利しました。ボルコフにとってはキャリア最大の勝利となります。
試合後の記者会見でボルコフは、結果は勝利したものの、そこに行きつくまでの道のりは簡単ではなかったと語っています。
「私はこの試合に関して全く満足していない。この試合でプランA、プランBも使用しないでプランCを使用した。それは良い計画ではなかったが、ファブリシオはこの試合のためにとても良い準備が出来ていたからね。彼は私に対して非常にハードな戦いをしていたよ」
この試合が組まれる前、ボルコフとヴェウドゥムは一緒にトレーニングを受けていました。ボルコフはお互いに知っていることが頭の痛い問題だったと考えています。
「私たちはより慎重だったんだ。それはお互いによくわかっているという意味だ。彼は私が非常にハードな打撃をできることをわかっているし、私は彼の柔術がとても良いことを知っている。だからお互いにミスを待っているスマートな戦いだった。彼は私が柔術でミスをするのを待っていたし、私は彼が立った状態でミスをするのを待っていた。私はこのために自分の仕事をしただけだよ」
現ヘビー級チャンピオンのミオシッチは、7月のUFC226でダニエル・コーミエを相手に防衛戦を行いますが、ボルコフはその次のタイトル挑戦権を獲得できることを期待しています。
彼は現在UFCでの4勝無敗を含めて、キャリア6連勝で30-6となっています。
「現在4連勝だから、今はタイトル挑戦権の獲得に値すると思うよ。元UFCチャンピオン(ヴェウドゥム)に勝ったし、以前は現UFCチャンピオン(ミオシッチ)に勝ったことがあるステファン・ストルーフェに勝利したから、おそらく次は私の番だね」
(mmafighting)