現在36歳のマウリシオ・ショーグン・フアは、PRIDEグランプリトーナメントの優勝から13年も経っており、UFCライトヘビー級タイトルをUFC128でジョン・ジョーンズに渡して以降、彼のことをピークを過ぎたファイターだと見ている人もいます。
しかし5月12日のUFCチリでマウリシオ・フアとの対戦が決定しているヴォルカン・オーズデミアは、まだ危険なファイターだと考えています。オーズデミアは『The MMA Hour』で次のように語りました。
「ショーグンはまだショーグンだ。彼は戦うことに夢中になっており、何も恐れていない。だから間違いなく彼はまだ危険なファイターなんだ」
「私がUFCと契約して以降、マネージャーは私にいつも決まったことを尋ねてくる。君は誰と戦いたいんだ?とね。私がいつも戦いたいと言っていた唯一人の選手はショーグンだった。なぜなら私は彼を見て育ったからね。私がPRIDEを見始めたとき、彼は活躍していて私の好きなファイターの一人だったんだ。だから私が戦いたい選手は彼なんだ。尊敬する選手と戦うことができるのは素晴らしいことだと思うよ」
オーズデミアは、家庭内暴力で逮捕されて裁判所の判決がまだ出ていないままUFC220でダニエル・コーミエと対戦しましたが、試合に敗れた上に眼窩骨の骨折やブドウ球菌感染症にもなりました。しかし彼はケガや病気は良くなっており、裁判もまもなく終わると考えています。
「木曜日、私は最後の公判があり、それ以降は全てがよりスムーズになるだろう。もちろん判決を待たなければならないが、自分が何をしたのか、何が起こったのか分かっているし、どうなるか怖がったり心配したりはしていない。その公判に関してはとても自信があり、これで全てが終わるだろうね」
オーズデミアは現在3連勝中のフアと早く対戦することを望んでおり、自身よりもタイトル挑戦に近い位置にいることを認めています。
「私のUFCキャリアで私が好きな対戦は初めてだと思うし、それはかなり素晴らしいことだね。彼は現在この階級で最も多く連勝している選手だからホンモノの実力を持った選手なんだ。彼は私よりもタイトル挑戦に近いと思うから、私にとってこの試合は間違いなく意味のあるものだ」
(mmafighting)