もしコナー・マクレガーが木曜日にUFCの選手バスを襲撃しなければ、全く違った形になっていたかもしれません。
『MMA Fighting』によると、今週UFCはマクレガーと新たな契約を結ぶつもりだったと報じています。
アメリカ現地時間金曜日の夜にブルックリンのバークレイズセンターでUFC25周年の記者会見に選手やダナ・ホワイトが登場し、UFC225の暫定ウェルター級チャンピオンシップやUFC227でディラショー対ガーブラント2が発表されましたが、UFCはこの会見でマクレガーの復帰を発表することを期待していたということです。
事実、UFC223のメインイベントでトニー・ファーガソンがケガで欠場することが決定したとき、ハビブ・ヌルマゴメドフをいったんカードから外し、今年後半にコナー・マクレガーと対戦する計画もあったようです。
しかし最終的にUFCはその考えを却下し、マックス・ホロウェイ対ハビブ・ヌルマゴメドフの試合を進めました。
さらにホロウェイ対ヌルマゴメドフが決定した後、もしUFCとマクレガーが新しい契約条件で合意した場合、話し合われていた別の計画は、春に暫定ウェルター級タイトルマッチとして、コナー・マクレガー対ハファエル・ドス・アンジョスの試合を決めることだったようです。
ホワイトは金曜日に『ESPN』で、「実際に契約と新しい計画を立てていた」と語りました。
マクレガーと事件に関与したカウリーは金曜日に保釈金を払い、6月14日には再び法廷に戻って来る予定です。ここ数日間で運命は大きく変わり、マクレガーの新しい契約や次の試合についてはまだ未定のままとなっています。
(mmafighting)