ライトヘビー級ファイターのヴォルカン・オーズデミアは、5月19日のUFCチリでマウリシオ・ショーグン・フアと対戦する予定でした。ちなみにUFCにとって初のチリ開催です。
しかしオーズデミアは傷害事件を起こしたことから、現在アメリカを出ることができず、フア戦は7月22日に開催されるUFCハンブルグのメインイベントへと移ることになりました。
オーズデミア対フアの試合がチリからハンブルグへと移ったのは、タイミングが主な理由だったようです。
オーズデミアは『BJ Penn Radio』で、アメリカで起こした事件の進展が予想よりも遅れていたことから、結果的に試合を遅らせることになったと語っています。
「対戦相手を見つけて発表するのが遅かったから、それによって事件が全体的に遅れたんだ。彼らは私に数ヵ月間猶予を与えてくれたから、チリに行くことをやめようとはしなかった。それに私はチリに行って戦いたかったから、チリ人のファンと観客に対しては残念に思うよ。このイベントを本当に楽しみにしていたけど、今では新しい日付が決まったね」
オーズデミアはチリで戦えなかったことが残念としながらも、試合がチリからドイツへ移動したことで、母国スイスから近いことを喜んでいます。
「私たちは試合を延期した。その結果ドイツは私の母国の隣で家からも近いんだ。さらにメインイベントに昇格したけど、それは私にとって驚きだった。信じられないことだよ。変更になったことは私にとって素晴らしかったね。UFCの協力と理解には本当に満足しているよ」
オーズデミアが欠場となった5月19日のUFCチリですが、メインイベントはカマル・ウスマン対デミアン・マイアが予定されています。
(bjpenn.com)