カマル・ウスマンはUFCチリでデミアン・マイアと対戦し、3-0の判定で勝利を収めました。この試合でウスマンはUFCで8連勝(無敗)となりました。
ウスマンはUFCチリ終了後の記者会見で、現チャンピオンのタイロン・ウッドリーが昨年マイアと戦って防衛した試合と比較して、自身がタイトル挑戦に相応しいとアピールしています。
「次はベルトをかけて戦うべきだと思うね。私はタイロン・ウッドリーよりも(デミアン・マイアとの試合を)支配していたんだ。タイロンは試合から逃げていた。タイロンはこれまでのチャンピオンシップで最も少ない攻撃だったんだろう?私はマイアを最初から最後まで支配していたからね」
「正直に言っておこう。私のディビジョンでは誰も私と戦いたいと思っていない。なぜなら私は誰よりもハードな戦いをするからだ。ここで戦った試合はダナ・ホワイトが望んでいたものだ。マイアはこのディビジョンで最も危険な選手だし、ホワイトはそんな選手と対戦することで私を試してみたかったんだ。私にとってはチャンピオンと戦う方が簡単だよ。暫定タイトルマッチで戦う2人もたいしたことがない。私にとっては彼らも簡単なことだ。だから今回の試合がこのディビジョンで最もハードな戦いだったね」
「ダナは私を試してみたかったんだと思うが、私はそれを証明した。どこでも構わないよ。私はテイクダウンのディフェンスをすることができる。もし私が望めば彼らを倒すこともできる。立ったままの状態で攻撃し続けることもできる。私はそれら全てをすることができるんだ」
UFCチリの当初の予定では、サンティアゴ・ポンジニッビオが出場する予定でしたが、負傷欠場により代わりにデミアン・マイアが加わりました。
ウスマンはマイアの準備期間が短かったことが試合に影響を与えた可能性を認め、彼を称賛しています。
「デミアン・マイア、彼はレジェンドだ。彼はこのゲームのベテランだし、戦い方を知っている。とても多く5ラウンドマッチを経験しているからね。彼は多くのメインイベントを務め、タイトルマッチではアンデウソン・シウバやタイロン・ウッドリーと戦った。彼は戦い方を知っており、いつもトレーニングしているからね。彼は柔術の魔法使いだよ。だから3週間で彼が試合を受けたことで、簡単に倒せるとは思わなかった。彼はかなり柔術のトレーニングをしていると思ったし、実際にそうしていた。彼はベテランだからよくわかっているよ。私にとって5ラウンドマッチは初めてだったが、5ラウンドであっても私は勝てることを証明した」
UFC225ではウェルター級の暫定チャンピオンシップが行われます。ウッドリーの次の防衛戦は、この試合の勝者との対戦になると思われていますが、ウスマンはできるだけ早くの防衛戦に挑戦したいと語っています。
「もし可能であれば、年末までにタイトルに挑戦したい。次の試合はウッドリーか、もしダメなら(UFCリバプールのメインイベントで戦う)ティルとワンダーボーイ(スティーブン・トンプソン)の勝者だね。それだけだ」
(mmafighting)