UFC225でコルビー・コビントンがUFCウェルター級の暫定チャンピオンになったとき、現チャンピオンのタイロン・ウッドリーと統一戦を行うことが濃厚だとされていました。
そしてUFCは9月8日にダラスで開催されるUFC228のメインイベントとして、ウッドリー対コビントンをマッチアップしようと考えていました。
しかし『ESPN』によると、コビントンがこの試合に何らかの理由で出場することができなかったため、UFCは現在代わりにウッドリー対ダレン・ティルを組もうとしており、コビントンの暫定タイトルの剥奪を検討しているということです。
すでに次はUFC227が来月開催されるにもかかわらず、9月のUFC228はまだメインイベントが決定していません。今週ニコ・モンターニョ対シェフチェンコのUFC女子フライ級チャンピオンシップが決定しましたが、ペイパービューのメインイベントではありません。
その他のチャンピオンを考えると、今年防衛戦を行った選手がほとんどになるため、UFCとしてはUFC228で何としてでもウェルター級の防衛戦を行いたいと考えているのかもしれません。
ダレン・ティルは5月のUFCリバプールで体重を作れなかったにもかかわらず、スティーブン・トンプソンに勝利を収めました。現在はコビントンに次いで、ウェルター級ランキング2位となっています。
チャンピオンシップの噂が出てきたダレン・ティルは『MMA Fighting』に、UFCからオファーがあったとしながらもウッドリーがそれを断ったと語っています。
「コビントンが何をしているのかわからないし、負傷しているのかどうかは知らないが、私はタイロン・ウッドリーとの試合をオファーされたけど、彼がその試合を断ったんだ。UFCは私が彼と戦うことを望んでいるが、彼はそれを受け入れていない。UFCは日付などは何も言及しなかったが、それは彼らがやりたがっている試合であり、彼は明らかにそれに関心がないんだ」
「私はあまり関心を持たれていないが、彼は誰も自分と戦う価値はないと考えているようだね。私は彼ができるだけ長くベルトにしがみつきたいんだと思う。彼が私と戦いたくなければ、彼は誰と戦いたいんだ?それは私やコルビーだけであり、コルビーは負傷しているのだから、そこには誰がいる?おかしな状況だが、私は何が起こるのかを待つだけだよ」
また『ESPN』によれば、UFC228のウッドリー対ティルはまだ最終決定はしていないということです。
(espn)