インタビュー・コメント

グスタフソン「コーミエはライトヘビー級に戻らないだろう」

アレクサンダー・グスタフソンは、現在でもライトヘビー級のNo.1コンテンダーであり、タイトル挑戦のタイミングを待っています。

しかし今ライトヘビー級チャンピオンのダニエル・コーミエがヘビー級タイトルも獲得したことで、すぐにライトヘビー級タイトルの防衛戦を行うことができない可能性に不満を持っています。

グスタフソンは『MMANytt』で次のように語っています。

「彼は私が望むものを持っているからフラストレーションが溜まっているよ。彼は戻って私と対戦することなく、ベルトを保持し続けている。しかし同時に狩りは終わっておらず、私はDCを追い続けるかもしれない。もし彼と対戦するためにヘビー級に移行する必要があるならば、私はそうするだろうね」

グスタフソンはまた、コーミエがブロック・レスナーと対戦することについても語っています。

「私の意見では、それは面白いことではなくとてもつまらないことだ。この試合については道理がわからないね。ブロックはプロレスに多くのファンがいるから、それは単にマネーファイトになるだけだ。でも私はDCのことを理解しているよ。彼はお金を稼ぎたいんだ。私と戦う代わりにブロックと戦うことは、彼の財布にとってはより良いことだ。私と戦うことはより大きなリスクが伴うからね」

コーミエはインタビューでグスタフソンではなく、マウリシオ・ショーグンと対戦したいと語っていました。ショーグンはUFCハンブルグでアンソニー・スミスと対戦する予定です。

グスタフソンは、コーミエが再戦を望んでいないと確信しており、さらにチャンピオンはライトヘビー級で戦うつもりがないのではないかと疑問を持っています。

「おもしろいことに、彼が私と対戦したくないのは明らかだ。まず、彼はライトヘビー級に戻ることは決してないだろう。彼はヘビー級に留まるためにがんばっている。DCは大きくてより背が高くワイドな選手だ。私は彼がもう一度階級を落とすとは思わないんだ。彼は食べ物を愛し、食べることが大好きだ。階級を落として私と対戦するために、食べ物を捨ててダイエットをするだろうか?再びDCと戦うためには、私がヘビー級に移る必要があると思う」

コーミエは来年3月で40歳になりますが、そのタイミングで引退することを公言してきました。グスタフソンはそんなコーミエを尊敬しつつ、もう一度対戦したいと考えています。

「DCはスマートで、私に対して大きなインスピレーションを与えてきた。39歳で2つのベルト。本当に私は彼に対してひどいことは言えないし、彼には文句も言えない。彼はあらゆる点において偉大だと思うし、彼が私のベルトを持っていることはただただ残念だね。私たちはどうやってそれを解決するか様子を見てみよう」

グスタフソンはUFC227でヴォルカン・オーズデミアとの対戦が決定していましたが、オーズデミアの負傷により現在は対戦相手が不在となっています。

(mmafighting)