インタビュー・コメント

GSP「ヌルマゴメドフ対マクレガーの勝者に興味がある」

最近UFCではスーパーファイトが流行りだしており、UFC226でミオシッチ対コーミエ、UFC229でハビブ・ヌルマゴメドフ対コナー・マクレガーが決定し、さらに年末にはクリス・サイボーグ対アマンダ・ヌネスのチャンピオン対決が行われる可能性も残されています。

そしてUFC2階級でチャンピオンになったレジェンドの一人であるジョルジュ・サンピエールは、ミドル級タイトルを返上して以降、次の試合に関する話は一切出てきていません。

しかしサンピエールは『Submission Radio』で、最近UFCからネイト・ディアスとの対戦オファーを受けていたことを明らかにしました。

「この前のとき彼らは私に、9月にネイト・ディアスと対戦できるか尋ねてきたんだけど、私は9月だと準備ができていなかったんだ。でも断った理由はそれだけでなく、ネイト・ディアスと戦うことに全然興奮しなかったね。私を興奮させてくれる戦いが必要なんだよ」

「11月?ああ。12月のトロントもあるね。何が私を興奮させ、私のレガシーを向上させるためには何ができるだろうか?それが一番重要なことなんだ。お金も重要だけど、レガシーが一番重要だね」

「ネイト・ディアスのことを考えて、彼らは私に戦いを求めてきた。ネイト・ディアスと戦うことは、私にとって全く重要ではない。なぜなら人々は私が勝者になることをすでにわかっているからだ。そしてもし私が勝っても、みんな私のことをいじめっ子みたいな目で見るんだろう。だって私は彼の兄に勝っているんだからね」

「金銭的なことで言えば、試合をするのはイエスだ。ネイト・ディアスはビッグネームだからお金を稼ぐには良いかもしれないけど、私は自分のレガシーを向上させてくれる人に挑戦する必要があるんだ。私にとってお金は重要ではない。私のキャリアを考えると、今残された試合はほんのわずかしかないからね」

UFC229のメインイベントでは、ハビブ・ヌルマゴメドフ対コナー・マクレガーによるライト級チャンピオンシップが決定しました。自身のレガシーを最も重要視するサンピエールは、この試合の勝者と戦うことに関心を示しています。

「その試合には興味があるよ。それはWIN-WINの状況だ。私のレガシーがアップグレードされるし、良いお金にもなる。それはビッグファイトになるだろう。しかしながら私は170ポンドで戦ってタイトルを放棄し、185ポンドでも戦ってタイトルを放棄した。だからUFCが私を155ポンドのタイトルマッチで戦わせてくれるとは思わないんだ。彼らは私がもう一度タイトルを手放すことを恐れているし、そして私はもう一度そのディビジョンを去ることになるだろう」

もうUFCで試合を行わない可能性も囁かれていたサンピエールでしたが、対戦相手次第では再びオクタゴンで戦う意思はあるようです。

(bjpenn.com)