元UFCヘビー級チャンピオンのジュニオール・ドス・サントスは、昨年8月にUSADAからドーピング違反の可能性を通知された後、今年4月にはサプリメントが原因であったと認められ、再びオクタゴンへの復帰が可能となりました。
そして先月開催されたUFCボイシのメインイベントで行われたイワノフとの試合を判定で勝利を収めました。
再びチャンピオンになることを考えているドス・サントスは、『MMA Fighting』で今後について語っています。
「今この階級は好調なときだから、良い選択肢がいくつかある。私はスティーペ・ミオシッチとの再戦をしたいけど、彼らがそれをやるとは思わない。ミオシッチとの2試合目はとても早く終わってしまったという理由で、私はなぜこの戦いが理にかなっていないのかわからないね。彼はパンチを浴びせて嬉しかったのかもしれないが、それは彼の優位性を証明するものではない。私たちはヘビー級だ。彼がコーミエに負けたのと同じように、彼は私を打ち負かしたんだ」
UFCがドス・サントス対ミオシッチ3を行うかどうかはわかりませんが、もしこの試合が実現しない場合、ドス・サントスは他の考えも持っています。
「私が選ぶことはない。これまで何回も言ってきたが、私は対戦相手を選ばない。例えばアルロフスキーを倒した(タイ)トゥイバサがいる。ヘビー級ではいくつかの選択肢があるんだ。(ケイン)ヴェラスケスもそうだね。彼の現在はどうなっているのかわからないよ。人々は彼について話をしているが、彼は何年間も欠場しているし、誰もそのことを理解していない。UFCには私の次の試合をブッキングするための選択肢はいくつもあるんだ」
「ベルトをかけた試合が約束されるかどうかは気にしていない。なぜならそれは自分の無意識によって起こるものだからだ。私はいつもオクタゴンの中でベストを尽くして最高の戦いをするし、これまでにも勝った負けたにかかわらず、自分の試合にはベストを尽くしてきた。私は現在チャンピオンでないのは、私が犯したミスのせいだ。もちろん私の対戦相手にもそれだけの価値はあるが、私がしてきた経験は素晴らしいものだった。その経験によって支払う代償は高くついたし、しばらく外にいることになったが、今立て直しているところだ」
「そしてそれが今私がここにいる理由だよ。私は34歳だけど、キャリアの中でも特別な瞬間だし、より意欲的に、より強くなっていると感じているんだ。私が再びベルトをかけた戦いをすることは当然のことだ。最終的にその機会はやってくるだろうし、そこから逃げる道はないんだ」
(mmafighting)