インタビュー・コメント

ヴォルコフ「レスナーよりコーミエと対戦したい」

UFC229では素晴らしいランナップが揃っていますが、その中でメインカードにはデリック・ルイス対アレキサンダー・ヴォルコフの試合が予定されています。(メインカードの選手は計量をクリアする)

ヴォルコフは3月のUFCロンドンでヴェウドゥムをノックアウトするなど、今勢いに乗っている選手の一人です。もしUFC229でルイスに勝つことができれば、一気にタイトル挑戦権に近づくことになります。

現在ヘビー級チャンピオンはダニエル・コーミエですが、来年にはブロック・レスナーとの防衛戦を行うとの噂があります。

ヴォルコフはUFC229のメディアデーで、レスナーよりもコーミエと対戦したいと語ってます。

「私はコーミエがキャリアを終える前に対戦することを望んでいるよ。コーミエはUFCの歴史で最も影響を与えた選手だ。彼は2階級を制覇したヘビー級チャンピオンだからね。彼はヘビー級でどんな試合でも負けたことがなかった。だから私にとってコーミエとの戦いは、ブロック・レスナーと戦う以上のものがあるということだ」

「例えば、もしレスナーがチャンピオンになるのなら、マネーファイトによって私をもっと有名にしてくれるかもしれない。しかしコーミエとの戦いであれば、私にとってショーマンではないより素晴らしい選手と戦うことができるんだ」

「もしコーミエとブロック・レスナーを選べるなら、もちろんコーミエを選ぶよ。しかしおそらく私がチャンピオンになれば、ブロック・レスナーは一度戻って来るのだから彼と戦うつもりだ。なぜなら今UFCやファンが私に何を期待しているのかわからないからね」

「コナー対メイウェザーの試合ではあらゆる点で世界中がクレイジーになった。おそらくいつか私もプロボクシングに挑戦するときが来るかもね。そのうちわかるよ」

コーミエは今のところ、来年3月に40歳になるタイミングで引退することを公言しています。

引退まで残り試合が少なくなっているコーミエですが、年末にはジョーンズ対グスタフソンのライトヘビー級マッチも噂されているため、ブロック・レスナー、ヴォルコフ含め対戦相手には事欠かないようです。

(bjpenn.com)