元UFCライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズは、2回目となるドーピング陽性反応により15ヵ月間のサスペンションを受けた後、12月29日にラスベガスで開催されるUFC232ではアレクサンダー・グスタフソンとタイトル戦を行います。
ドーピング検査に2回陽性となったことでオクタゴンに復帰するも批判が多いジョーンズですが、ファンにもっと科学の力に目を向けて欲しいと望んでいます。
ジョーンズは『ESPN』の『First Take』に出演し、USADAの結果が全て正しいと主張しています。
「科学に目を向けるべきとだと思う。みんな判断する代わりに、“この男はいつも勝ってきたからウソをついている”と言っているけど、科学に目を向けるべきだ。USADAは信頼できる薬物検査機関だと常にそう扱われている。彼らはランス・アームストロングや最高レベルのたくさんの素晴らしいアスリートをテストしてきたし、間違いを犯さない。彼らは間違っていないのだから私が復帰して戦うことになるし、それによって私が潔白であることが証明されたということだ」
「私はこのスポーツで素晴らしいことを成し遂げてきたけど、残念なことにステロイドの問題に悩まされてきた。USADAが来てくれたことに感謝しているし、これは誤解だったと言ってくれて私の潔白を証明してくれた。そしてそれがこのスポーツで私がどれほど圧倒的だったのかを示すことにもなる」
周りの批判を沈黙させるためにプレッシャーはないのかと質問されたジョーンズは、12月29日のラスベガスでは自身のことをこれまでと何ら変わらない選手としてファンは期待できると語りました。
「私はこのスポーツで最高のファイターだ。何も変わらないし、いつものように完全なパフォーマンスをするだけだよ」
(ESPN)