UFCヘビー級チャンピオンのダニエル・コーミエは、今年3月20日に40歳を迎えることからそれまでに引退したいと公言してきました。
しかし最近ではUFC232の試合後にダナ・ホワイトが、コーミエはまだあと2、3試合戦って欲しいとの考えを示しました。
コーミエは12月31日(アメリカ時間)に行われた『The MMA Hour』に出演し、今後の引退について語っています。
「どうなるかはわからない。私が言っているように、40歳までにはこれを終えようとしてきた。そして今私を自制させるケガもいくつかあるんだ。今すぐにトレーニングをして戦う準備をしておきたいところだけど、自分のやりたいことができないということもいくつかあって、だからまだはっきりしないんだ」
「ダナは私があと3試合戦うことを望んでいるみたいだね。正直なところ、まだ戦えるかもしれない。スローダウンし過ぎているようには見えないからね。数ヵ月前にはヘビー級チャンピオンになったのだからスローダウンしているとは言えないだろう。どうなるかはそのうちわかるだろうね。私はまだ今のところはもうすぐ終えようと思っている。それは私が家族と一緒に行った個人的な決断だ。何が起こるかそのうちわかるよ」
ジョン・ジョーンズが復帰する前にはブロック・レスナーとの対戦が噂になっていたコーミエでしたが、レスナーや再戦の可能性があるスティーペ・ミオシッチとの試合についても語っています。
「レスナーについては今のところまだ未定になっているんだ。私はこれまで多くの人から、薬物検査の問題でジョーンズとの試合を望んでいないのになぜレスナーと戦うことは望んでいるんだ?と言われてきた。薬物検査の観点で言うと、私とブロック・レスナーの間ではどうなるのか誰にもわからない。ブロック・レスナーは今戦う資格を得ようとしている。もしブロック・レスナーが私たちが戦う日にクリーンだったとしたら、どうして私は彼と戦えないのだろうか?」
「もしくは彼が戦わないのなら、私はスティーペ・ミオシッチと戦うつもりだ。先日ボス(ホワイト)と話をして、彼はブロック・レスナー、ジョン・ジョーンズ、その他の選手との試合について話していた。そこで私はもしレスナーが戦えないのであれば、まずはスティーペと戦わなければならないと言ったんだ。彼はそれに値するし、まずはそうするべきだ。もしブロックが戦えないなら、私はスティーペ・ミオシッチと戦いたいし、彼にはこのタイトルの再戦する正当な権利を与えたいね。彼は再び倒されることになるだろうけど、少なくとももう一度ベルトをかけて戦うチャンスは与えられることになるだろう」
(mmafighting)