現UFCバンタム級チャンピオンのTJディラショーは、『Fit to Fight』で自身がトレーニングを指導する新しいオンライン授業が出来たことを発表しました。
このコースではオンラインの授業によってディラショーのウォームアップ、練習、コンボなどを本人から直接学ぶことができるというものです。一般人からプロファイターまであらゆる人が対象となっています。
今回のオンラインコース新設に伴ってディラショーは次のように語りました。
「一方向のカメラアングルから話す昔のインストラクターのビデオのようにはしたくなかった。私がこれまでのプロキャリアで得た極意を一般の人やアマチュア・プロファイターに教えることを望んでいたんだ。私が彼らの立場になってみれば、誰かが自分に実践的なディフェンスやMMAトレーニングを教えてくれるようなものを望んでいただろうからね」
ディラショーは1月19日にヘンリー・セフードが持つフライ級タイトルに挑戦します。このプログラムをセフードが研究に使うかもしれないと尋ねられたとき、彼は次のように答えています。
「このコースでは私が持っている多くの極意を示しながら指導している。ファイトゲームを向上させていくためには、常に新しいものを取り入れることが必要なんだ。だから私が持っている極意が知られても、毎日新しく進化していけるように頑張っているよ」
ディラショーはもしセフードに勝利すれば、コナー・マクレガー、ダニエル・コーミエ、アマンダ・ヌネスに次いでUFC史上4人目となる2階級タイトル同時戴冠を成し遂げることになります。彼は2つ目のタイトルは通過点であると語りました。
「今回2本目のベルトを手に入れることは、3本目のベルトを手に入れるための前提に過ぎないよ。私が地球上でベストなパウンド・フォー・パウンドファイターであることを証明するために3つのベルトを獲得したいんだ」
もしディラショーがフライ級のタイトルを獲得すれば、今度はバンタム級の上にあるフェザー級タイトルをも獲得しようとするのかもしれません。
(bjpenn.com)