インタビュー・コメント

ドス・サントス「ルイスの素振りには注意していた」

カンザス州ウィチタで開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ジュニオール・ドス・サントスがデリック・ルイスと対戦し、第2ラウンドTKOで勝利しました。

ヘビー級ランキング3位のルイスに勝利したドス・サントスは、次の試合でランキング2位のフランシス・ガヌーと対戦する可能性があります。

ドス・サントスは2017年9月のUFC215でガヌーと対戦する予定だったものの、USADAによるドーピング検査問題で陽性になったことから試合は実現しませんでした。

試合後の記者会見でドス・サントスは、ガヌーとの対戦の可能性について尋ねられ、次のように語りました。

「これは素晴らしいことだと思うよ。この試合は過去に実現するはずだったけど、おかしなことが起こったんだ。おそらく今その試合が実現する可能性があるね」

この試合中ルイスはスピニングバックキックを腹部に受けたことで痛がる素振りをみせていましたが、ドス・サントスは事前にチームからルイスは痛がるふりをすると警告されていたことを言及しています。

「私たちは以前このことについて学んでいたんだ。私のコーチが言っていたのは、彼がパンチやキックなどで何かを感じるようになっても、冷静さを忘れてはいけないということだった。すぐに試合をフィニッシュしようとするなと言っていたよ。なぜなら彼はフリをすることができるからね」

ドス・サントスは今後ガヌーと戦うことになったとしても、すぐには試合を行わない予定であると語っています。

「今は休みが必要だ。それでも可能な限りアクティブに続ける必要があるし、それが今最も重要なことだよ。その前に家族が増えるんだ。私の娘が5月に生まれるからね。彼女を受け入れる準備をしなければならない。だから8月末には再び戦うつもりだよ」

(mmafighting)