これまで40歳での引退を公言してきたコーミエはすでにその年齢に達しましたが、当初噂されていたブロック・レスナーがUFCに復帰しないことから、ダニエル・コーミエの次の試合はスティーペ・ミオシッチに正式決定しました。
次の防衛戦が予定されているのは8月17日にカリフォルニア州アナハイムで開催されるUFC241ですが、この場所はUFC214でジョーンズにノックアウトされたところでもあります。
コーミエは今週の『MMA Show』でそのことは頭にあるものの、ミオシッチ戦の準備については問題ないと語っています。
「これらささいなことは頭の中にあるが、私たちは順調に進んでいると思う。むしろもっと良くしていきたいね」
「私が前回彼を倒したときよりも上手く彼を倒すことができるかはわからない。競争力を保ちたいなら遡って失ったものを手に入れるべきだ。もし私がそうしないのなら、それは私が大丈夫だと信頼してもらっていい。でも私には非常に高い競争力がある。だからもし私がこの(ミオシッチとの試合)あとに別の試合があると言えるなら、それはその戦いでなければならないだろう」
ミオシッチはUFC226で敗れた後、コーミエとの即時リマッチを要求して試合を行いませんでした。
コーミエはその試合を受けなかった自分が悪者になるかのようなミオシッチのアプローチを好まなかったと語っています。
「私は彼が取ったアプローチが好きではなかった。彼はとても良い選手だと思うから、たとえその年に戦ったとしてもまだ同じポジションにいただろう。だからもはや私は彼にやさしくしなければならないとは思わないね」
「私は彼にはそうする権利があるとずっと言ってきた。これらは会社との話だ。彼は私と同じくらい満足していた。だから私が試合に勝った後に、私が何か悪いことをしていたように思わせていたのは不公平だと感じたんだ。私たちの最初に戦った試合の後に、私は言われたことをそのままやっているだけだよ」
また噂によると、ブロック・レスナーがUFCに復帰しなかったのは報酬の面で不満だったとされています。
最近UFCはペイパービュー配信でESPNと合意したことから、高額なお金を支払うことが難しかったことにレスナーが難色を示したと言われています。
コーミエはレスナーがサインしなかった理由はわからないとしながらも、もしレスナーの考えが変わればいつでも戦うつもりであると語っています。
「ブロックも選手だから、もし彼にとって正しい機会があるなら彼もやるだろうと思うよ」
「彼はファイターだ。みんなブロック・レスナーは戦うことができないと言っているが、彼はファイターでありライバルだ。そして彼はお金が好きなんだ。だから適切な金額と機会があれば、彼は戻って来ると私は確信しているよ」
(mmajunkie)