今週金曜日(日本時間土曜日)にコナー・マクレガーは、スパーリングセッションでケガをしたことをソーシャルメディアで明らかにしました。
『ESPN』によると、このケガはそれほど深刻なものではないとされているものの、具体的な状況や手術を必要としているかなどは不明だということです。
そしてマクレガーは現在夏の終わりから秋ごろにかけて復帰することを目標にしているようです。
3月にはマクレガーが自身のTwitterでMMAキャリアを引退することを発表していましたが、彼はキャリアを再開したいと考えています。
またUFCは7月6日のUFC239、27日のUFC240でそれぞれマクレガーをブッキングしようとしたものの、交渉が実現しなかったと『ESPN』は伝えています。
当初UFCは、もしUFC240でマクレガーが戦うことができれば、マディソン・スクエア・ガーデンを抑えようと計画していたようですが、その可能性がなくなったことから最終的にカナダのエドモントンでの開催に変更しています。
そして今年の春からUFCはESPN+とペイパービュー契約を結んだことにより、メインイベントを務める選手に対してこれまでのような高額なファイトマネーが支払えなくなったとされています。
なおブロック・レスナーがUFCに出場しなかったのは、これが原因だとも言われています。
『ESPN』は、この新たな契約によって最も影響を受けるファイターがマクレガーだとし、現時点では両者による契約条件の合意には至っていないということです。
マクレガーが今後復帰するかどうかは、彼のケガの状況と金銭面による交渉次第となるかもしれません。