6月8日にシカゴで開催されるUFC238のメインイベントでは、空位となっているバンタム級タイトルをかけてヘンリー・セフードとマルロン・モラエスが対戦します。
もしセフードが勝利すれば、保持しているフライ級タイトルと合わせてUFC2階級ベルトの同時戴冠を成し遂げることになります。
モラエスはセフードの実力を認めつつも、この試合に勝利する自信があるようです。モラエスは『MMA Junkie Radio』で次のように語りました。
「私たちはみんなチャンスを得てチャンピオンシップを戦っている。ヘンリー・セフードは私とって素晴らしいマッチアップだと思うよ。私は彼がケージで戦っているのを全て見たけど、非常に勝てる自信を持っているんだ。もちろん彼はレジェンドであるデメトリアス・ジョンソンに勝利した。そして私が思う将来のレジェンドとなり得るもう一人の選手にも勝利した。それはTJディラショーであり、彼は素晴らしい格闘家だよ」
「でも彼の最後の試合はあまり見ることができなかった。TJはヘンリーを倒すために必要なものを持っていたと思う。だからそういう結果になったのはたまたまだったと思うし、タイミングの問題だったんだ。あのときはヘンリーの日だった。でも私はハードワークをした。この試合のために準備が出来ているよ。マグレで勝つのはイヤなんだ。しっかりパフォーマンスをして勝ちたい。そして今誰が135ポンドでベストな選手なのかを明らかにするつもりだよ」
モラエスはディラショーの実力を認めつつも、もはやドーピング検査に陽性となったディラショーと戦うことに興味はなく、全てはUFCタイトルの獲得に焦点を合わせています。
そしてそれと同時に今回の試合は自分の実力を示すチャンスであると語りました。
「この試合は私がみんなにもう一度実力を証明するチャンスなんだ。現在私がNo.1コンテンダーであることをみんなに証明したいと思っている。私はタイトル挑戦権を手に入れ、タイトルを獲得する実力も持っている。準備は完璧だよ。これまで以上に良い状態だ。体重も良い状況だよ。あとは時間の問題だ。出場して良いパフォーマンスをして、ヘンリー・セフードをフィニッシュするだけだね」
なおUFC238ではその他に、ヴァレンティーナ・シェフチェンコ対ジェシカ・アイによる女子フライ級チャンピオンシップ、トニー・ファーガソン対ドナルド・セラーニなどが予定されています。