インタビュー・コメント

ヘンリー・セフード「自分はトリプルチャンピオンだ」

UFC238のメインイベントでヘンリー・セフードは、マルロン・モラエスに勝利してUFCバンタム級タイトルを獲得しました。

これによりコナー・マクレガー、ダニエル・コーミエ、アマンダ・ヌネスに次いで4人目となる、UFC2階級タイトル同時戴冠を成し遂げました。

しかし試合後の記者会見でセフードは、自身の功績から彼らの上を行っていると主張しています。

「ノー、私はチャンプ・チャンプ(Wチャンピオン)ではない。私の名前はトリプルチャンプだ。オリンピックチャンピオン、世界フライ級チャンピオン、そして今や世界バンタム級チャンピオンだ。私は史上最高のファイターであり、パウンド・フォー・パウンドファイターの称号ももらったよ」

セフードは自身の評価が上昇しているにもかかわらず、報酬がそれに伴っていないことに不満があると語りました。

「今後ダナ・ホワイトと話す必要があるね。なぜなら私にはヘビー級並みのお金が必要だからだ。今私はUFCの顔になったと感じていて、それに相応しい報酬を受けたいんだ。ダナ・ホワイトは私にとって非常にプラスになっている。彼は本当に良い人だし、何も悪く言うつもりはないよ。でも私はヘビー級並みにお金を稼ぎたいんだ。この状況を変えていかないとね」

すでにUFC2階級タイトルを獲得しているセフードは、今後バンタム級ファイターと防衛戦を行った後、さらに別の階級を狙っていくことも示唆しています。

「バンタム級でドミニク・クルーズ、コーディ・ガーブラント、ユライア・フェイバーと戦った後、最終的には別の階級に上がっていくことを望んでいる。そして他の階級も不動のものにするつもりだよ」