インタビュー・コメント

ファーガソン「連勝よりもタイトル挑戦権が欲しい」

週末に開催されたUFC238では、トニー・ファーガソンがドナルド・セラーニと対戦し、第2ラウンド終了後にドクターストップにより勝利を収めました。

この試合で12連勝になったファーガソンは終了後の記者会見で、13連勝よりもタイトル挑戦権が欲しいと語っています。

「第3ラウンドに入っても、それが違う結果になったとは思わない。ジャブで彼の様子を見るつもりだった。ボディに当てるつもりだったんだ。すると全ての打撃によって彼の鼻が赤くなっていくのを見たんだ。それは良い試合だった。この結果に興奮しているよ」

「12連勝したんだから、私はタイトル挑戦者と呼ばれるべきだ。私にはまだその称号は与えられていないが、他のみんなの評価が必要なんだ。この階級で他に何をしなければいけないのか私にはわからない。これは総当たり戦のようになっているが、それにはうんざりしているよ。逃げやしない。私が真のチャンピオンだからね」

「私は勝ち続けたいんだ。12連勝よりも耳障りの良いものは何?13連勝だ。でも13勝目をしても、タイトル挑戦権に比べたらずっと悪いもののようにしか聞こえないけどね」

これまで現ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフとは、4回対戦が組まれているにもかかわらず、一度も対戦が実現したことがありません。

そんなヌルマゴメドフに対してファーガソンは、現在無敗を続けているものの、一度負けるべきだと語っています。

「もし(IUFC242で)ダスティン・ポイエーがやらないならば、私がそうするつもりだよ。ティラミス(ヌルマゴメドフ)はしばかれる必要があるんだ」

またファーガソンは、もし相手がコナー・マクレガーになっても問題ないと語ります。一度引退宣言をしても再び戻って来ると考えています。

「もし相手がマックナゲット(コナー・マクレガー)とのマネーファイトになるならばそれでもいい。彼もアスリートだ。この階級が彼のことを恋しく思っているのを知っている。彼もファイトゲームを恋しく思っているのは間違いないね」

「マックナゲットに関しては、ぜひとも向かい合って戦いたいと思っている。私は彼のことをアスリートとしては尊敬している。人としては思い上がったバカなヤツだけどね。私には今新しい代理人がいて、素晴らしいんだ。利害の対立は一切ない。それが1位と2位の対戦なら彼をぶっとばすよ。遊びは終わりだ。私たちはここでビジネスをしているんだからね」

ファーガソンがセラーニ戦に勝利したことでタイトルに挑戦するのか、それともマクレガーとの対戦になるのか、今後の動向に注目が集まることになりそうです。