7月6日にラスベガスで開催されるUFC239では、ベン・アスクレン対ホルヘ・マスヴィダルによるウェルター級マッチが行われます。
この試合はウェルター級の上位同士であることから、勝利した選手は今後タイトルに挑戦できる可能性もあります。
アスクレンは『MMAFighting』のインタビューで、この試合に勝利すればタイトル挑戦権が手に入ると考えていると語りました。
「私が世界でベストな選手であると証明することが、引退から復帰した理由の一つだ。もしホルヘ・マスヴィダルに勝てば、勢いは変わると思っている。それによってタイトル挑戦権を獲得できる可能性は高いだろうね。もしそうでなくても、私はかなり近いところにいるはずだよ」
ウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンの対戦相手はまだ決定していませんが、最も近いのがかつて暫定タイトルを獲得したコルビー・コビントンだと言われています。
しかしアスクレンは、もしマスヴィダルに勝利すれば、コビントンを超えてタイトルに挑戦できると考えています。
「私はそれが可能だと思っている。もはやコルビーのギャグに関心を持っている人なんかいないよ。彼らはそれが古くてつまらないことだって気がついたんだ。彼は1つ成し遂げただけであとは座ってタイトル挑戦を待っているんだ。私はそんなこと決してしないね」
「コルビーは最後に戦ったのはどれくらい前だった?去年の6月?16ヵ月間何もしないでタイトル挑戦権がもらえると期待している人はいるの?このスポーツで話題性を保てる唯一の方法は、それを追い求め続けることだ。だから私がホルヘを破れば、私にもっと大きな勢いが生まれることになるだろう」
「そしてマーティ(カマル・ウスマン)の契約にはペイパービュー条項があると私は思っているが、もしマーティがお金を儲けたいと思うのなら、コルビーよりも私のほうがもっとたくさんペイパービューを売れるだろうと確信しているよ」
アスクレンがウスマンと戦うことができれば、多くのペイパービューを販売できると考えており、その結果UFCに対しても多くのお金を儲けさせることができると考えています。
だからこそマスヴィダル戦に勝利することで、タイトル挑戦権が手に入ると確信しています。
「なぜそうしないのかわからないね。結局のところ、UFCはお金になるかどうかを何よりも考えていて、そして今彼らが私に注目したときに、それは私が示せるものだよ」
なおUFC239ではその他にジョン・ジョーンズ対チアゴ・サントス、アマンダ・ヌネス対ホリー・ホルムのダブルチャンピオンシップに加え、ルーク・ロックホールド対ヤン・ブラホビッチのライトヘビー級マッチなども予定されています。