週末に開催されたUFCファイトナイトでは、フランシス・ガヌーがジュニオール・ドス・サントスに第1ラウンドTKOで勝利しました。
これで過去3試合全て第1ラウンド決着となっており、合計2分27秒という驚異的な早さでの勝利となっています。
ガヌーは試合後の記者会見で、ダナ・ホワイトから明確な答えをもらっていないものの、自身が次のタイトル挑戦に値すると語っています。
「私は彼の言ったことを信用する必要がある。タイトル挑戦権が必要だ。これが私にとって現在唯一意味のあることだ。彼はそれについて話すことになると言っていた。私はそれがYESを意味すると思っている」
「私がタイトル挑戦に値すると思うか?答えはYESだと思っている。何かが起こったり、(コーミエ対ミオシッチで)誰かがケガをしたら?どうなるか私にはわからないが、彼らが私にタイトル挑戦を与えてくれることを望んでいるし、準備する時間があれば上手くやり遂げることができるよ」
「もしDCが勝って引退することに決めたならば、この階級はチャンピオンなしではいられないだろう。彼らは何か考えだす必要があり、そうなれば私が列のトップにいることになる。それについては心配していないよ。現時点で私がまだタイトル挑戦を主張いけないとは思っていない。なぜなら挑戦が明らかだからだ。私はそれに値すると思っている」
8月にタイトル挑戦が決まっているミオシッチにガヌーは一度敗れています。
タイトルマッチでミオシッチが勝ってリベンジする機会を得られても、コーミエがタイトルを防衛しても、ガヌーはどちらでも問題ないと語っています。
「私にとってはどちらであっても良い試合になるだろうから、どっちが勝つかは全く気にしていない。スティーペであれば私がやりたかった再戦になる。そしてDCは2階級チャンピオンであり、彼が言ったことによればもうすぐ引退しようとしている。どちらの試合でも私にとっては良いものだよ」
「人々を納得させる必要はない。私はただ出場して戦った。今夜ジュニオールを倒すつもりだった私はどうやって人々を納得させたのか?人々を唯一納得させるために必要だったのは結果だけだったね」
なおダナ・ホワイトは今回のESPN3前の記者会見で、次のタイトル挑戦者になるとされていたヘビー級マッチについて語っていました。
そこでホワイトは明確に挑戦について語ることはなく、まずはUFC241のヘビー級チャンピオンシップを行う必要があると言及していました。
「まずはこの試合を行う必要がある。どちらが勝つのか、試合内容はどうだったのか、もしコーミエが勝てば彼は次に何をしたいのか。次にどうするのかの選択肢はたくさんある。私が今夜勝ったから次はこうだと言うほど簡単なものではないんだ。私は試合が行われるたびにこれを経験しているからね」
ランキング2位と3位の試合だったにもかかわらず明言しなかったということは、ホワイトはコーミエの次に対して配慮していたのかもしれません。