現UFCライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズは、これまでヘビー級へ上がることについて多くの関心を持たれてきました。
実際ジョーンズ自身もヘビー級に興味はあるものの、まだライトヘビー級でやるべきことが残っていると感じています。
ジョーンズは最近の『ESPN』でのインタビューで次のように語りました。
「ヘビー級での試合に興味はあるが、ライトヘビー級でまだやるべきことがたくさんあることも認識している。ライトヘビー級でも人々が見たいと思う大きな試合がたくさんあるから、私はまだヘビー級に行く必要はないんだ。自分の階級で上手くやっているし、簡単に体重を作っている。UFCがメガファイトになると思う試合に関して私にアプローチをしてきたとき、彼らが報酬を携えてやって来て、意味のあるものだと思えば私はやるだろうけどね」
「しかし今のところ、私はUFCで圧倒的なライトヘビー級チャンピオンでいることに満足しているし、素晴らしい新たなチャレンジがたくさんあるんだ。だから私にはここでまだやるべきことがたくさんあるし、ファイトマネーをヘビー級クラスにまで跳ね上がらせるつもりだよ」
すでに40歳となっているダニエル・コーミエは、UFC241のスティーペ・ミオシッチ戦以降は続けるかどうか不透明となっています。
しかしUFCのダナ・ホワイトは、ジョーンズ対コーミエ3をヘビー級で実現させたいと考えているものの、これまでジョーンズはヘビー級で戦うことを否定してきました。
ジョーンズはかつてはその考えを否定していたものの、もしUFCが本当に実現させたいのであれば、その試合がビジネスの観点から理にかなっているものであると考えています。
「それが最も理にかなっているだろう。私がダニエル・コーミエと戦うことについてはまだ多くの関心がある。それがどうなるかはわからないけどね。1回目は判定での勝利で、2回目はノックアウトでの勝利だった。だからなぜ人々は私たちが再び戦うのを見たいのかわからないが、ヘビー級ならいくつかの異なる要因が加わることになると思う。だからもしその試合を世界中の人が見たいのであれば、UFCについて私がわかっていることは、彼らはファンが望むものを与えるということだ」
なおジョン・ジョーンズは、7月6日に開催されるUFC239でチアゴ・サントスとの防衛戦が決定しています。