週末にサンアントニオで開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ハファエル・ドス・アンジョスとレオン・エドワーズが対戦しました。
この試合は5ラウンドでも決着がつかなかったため、判定によりエドワーズが3-0で勝利しています。
エドワーズは試合後にホルヘ・マスヴィダルとの対戦を呼びかけました。彼らは今年3月のUFCロンドンのバックステージで乱闘騒ぎを起こして以降ずっと対立を続けています。
しかし今のところマスヴィダルはエドワーズとの試合に関心を示していません。
それに対してエドワーズはドス・アンジョスに勝利後のバックステージでマスヴィダルに対して次のように語っています。
「私はマスヴィダルがアマチュアだと考えている。確かに彼は誰にも倒されたことがないのはすごいと言えるね。ベンに対してはフライングニーをやった。でもベンはアマチュアだし、動きが遅いし、年を取ったグラップラーだ。彼はそこから大きな自信を得たようだけど、私には何も感じなかった。それについて思ったのは、彼らが10回戦ったとしてもそれは二度と起こらないだろうということだ。だからどこで試合をしようとも私の方がマスヴィダルよりも優れていると思うし、それを証明するチャンスを得ることになるだろう」
エドワーズは最近11試合で10勝1敗の好成績を収めており、この唯一の負けは2015年のカマル・ウスマン戦でした。
現在ウェルター級ランキング12位のエドワーズは、自分が連勝しているにもかかわらず、マスヴィダルやベン・アスクレンが上位にいることに不満を示しました。
「マスヴィダルは誰を倒している?彼はベン・アスクレンを倒したが、ベン・アスクレンは誰とも戦っていない。彼がビッグネームを倒した選手であるとは言えないにしても、ロビーとは接戦だっただけだ。彼は中国やどこかへ行って9勝無敗のような記録を積み上げてUFCにやって来た。その後たわごとばかり言っていたのに、彼は私の上である5番目にランクインした。それはおかしなことだね。私は今8連勝を収めていてランキングは世界11位だ。それは世界チャンピオンの次にすごいことなのに狂気の沙汰だよ。つまりランキングは試合ではなく、テクニックや勝利でもなく、ソーシャルメディアでトラッシュトークをすることが大事であると示しているんだ。世界タイトルを争っていなかったにしても、少なくともトップ5には入っているべきだと思うね」
エドワーズは今回の試合でランキング4位のドス・アンジョスに勝利したため、現在の順位からは上がる可能性があります。
なおエドワーズは今後10月から12月のどこかで再び試合をしたいと考えているようです。