今週末に開催されるUFC241では、ダニエル・コーミエがスティーペ・ミオシッチとの防衛戦を行います。
コーミエは40歳の誕生日で引退すると公言していたにもかかわらず、ケガを負ったために試合を行うことが出来ず、引退を遅らせることになりました。
コーミエはミオシッチ戦の後すぐに引退するとは公言しておらず、今のところはそれ以降のことはまだ何も考えていないようです。
『MMA Fighting』のインタビューでコーミエは次のように語りました。
「私の頭の中にはこの試合のことしかない。現時点では一つずつ進んでいくよ。長い間チャンピオンでいるとそれに慣れてきて、ある時点で驚くほどの金額を稼ぎ始めたり、名声がとても高くなったりする。だからみんなやめるのに苦労するんだ。それに関する問題は、最終的に送りだされていることだ。引退を促されるのか、もしくは自らやめるのかを選択することになる。それは私が決めなければならないことなんだ」
コーミエはベルトを保持したままで引退することを望んでいます。
「私は長い間、弱くなってから去っていくような選手にはなりたくないと言ってきた。偉大なチャンピオンの多くは弱くなってこのスポーツを去っていった。彼らは元チャンピオンとしてやめていったんだ。ファンはお気に入りのファイターが打ちのめされるのを最後に見た後で、彼らは去っていった。その後自分のベルトを巻いてオクタゴンの中央に立っている他の誰かを見ることになる。そういった選手にはなりたくないんだ」
「私は自分の意思で去っていく選手になりたい。40歳になると、そのときが近づいてくることもわかっている。それが今なのか、それとももう少し後になるのかは決める必要があるね」
ミオシッチ戦以降も引退をしないで試合を行うのかについては、UFC241以降に語られることになるのかもしれません。