インタビュー・コメント

ペイジ・ヴァンザントがUFCとの契約が残り1試合だと明かす

UFC女子フライ級ファイターのペイジ・ヴァンザントは、6月に腕の手術を受けたために現在は欠場中となっています。

さらにUFCとの契約は残り試合が1つとなっており、終わり次第新たな契約の再交渉を行うことになります。

しかしヴァンザントは、欠場中にUFCとの再交渉は行いたくないとしています。彼女は『The Score』で次のように語りました。

「現在のUFC契約では最後の試合が残っていて、自分ができる限りのことをしたいと思っています。UFCには自分の価値を証明したいと思っているし、格闘技の世界ではファンは簡単に忘れてしまうから、そうするためにはもう一度戦う必要があると思っています」

「みんな行われている試合を見たらすぐ来週に行われる試合に向けて焦点を当てています。だから腕が折れてからすぐに契約交渉を行うのではなく、記憶に新しい状態で行いたいですね」

ヴァンザントの復帰時期についてはまだ決定していませんが、今週トレーニングを行うために医師からの承認を望んでいると語ります。

「まだトレーニングを行うための完全な許可は得ていません。水曜日までに許可をもらって、腕をもう少し動かしたいと思っています。今はコーヒーカップや携帯電話以外のものは右手で持ってはいけない状況です。まだやれることはとても限られているので、左手、足、膝でミット打ちをやるなどできる限りのことをやっています。でも私としてはすぐに全てクリアされることを望んでいます」

ヴァンザントは当初ストロー級で戦っていたものの、2018年1月のUFCファイトナイトではフライ級に階級を上げることになりました。

彼女はストロー級に再び戻る考えもあったとしながらも、最近チームメイトが減量に苦しんでいるのを見て、自分もストロー級時代に減量に苦しんでいた日々を思い出したと語りました。そのため現時点ではまだ階級はわからないということです。

「どうなるかはわかりません。はっきり言うと、階級を行ったり来たりすることは自分にできるとわかっています。ストロー級でも大丈夫だと自分で確信しながらも、その後に誰かが苦痛の減量を経験して、彼らにトラウマを起こさせるのを見てきました」

「私が115ポンドに落とそうと心に決めてジムに入ったものの、その後チームメイトの1人が熱中症になって救急車を呼ばなければいけなくなりました。彼は動けなかったため、それを見て私の体にも影響を与えることになると考えてしまいますね。それでも最近多くの試合を見てきましたが、やっぱり自分は両方の階級で戦える選手だと思っています」