かつては何年もの間UFCフェザー級タイトルを防衛してきたジョゼ・アルドですが、現チャンピオンのマックス・ホロウェイに2戦連続で敗れた後、今年5月にはヴォルカノフスキーにも判定で敗れています。
フェザー級でのタイトル獲得に一歩後退したアルドですが、今後については別の階級に移行する可能性があるようです。
キャンプを行っていない普段の体重は163ポンドだとするアルドですが、勉強したことでバンタム級の規定体重である135ポンドにすることも可能だと考えています。
アルドはブラジルのウェブサイト『Combate』のインタビューで次のように語りました。
「私はみんなと一緒に座って勉強したから、61kg(135ポンド)を作れる可能性があると思っている。この階級は私が移りたいと考えている新しいディビジョンであり、タイトルへの挑戦権をすぐに要求する。なぜならそれが今の私にとって重要なことだからだ。セフードは戦うことに対して誰でもオープンだと言っていたから、私もそれに対してオープンだ。彼と戦って打ち負かすチャンスが欲しいんだ」
現フライ級&バンタム級チャンピオンであるヘンリー・セフードとの試合を望むアルドですが、敬意を示しつつも勝てるチャンスはあると考えているようです。
「彼はオリンピックチャンピオンであり、素晴らしいアスリートでもある。彼の歴史を非常に尊敬しているよ。彼が勝ち取った全てはそれに値するし、彼にはそれだけの価値がある。もしUFCが望むならそれは素晴らしい試合になると思うし、彼らもそれを望んでいると思う。それは大きな挑戦になるね。彼はオープンなのだから、前に進んでも良いということだ」
「立った状態で誰も彼がモラエスを倒すとは期待していなかった。だからそれについては敬意を示さなければならない」
「(セフードとの試合は)私にとって素晴らしいことだ。私にとってちょうどいいサイズだよ。彼のファイティングスタイルは私を楽しませてくれるし、良いマッチアップになるだろう。彼と対戦するかどうかにかかわらず、私はその階級に適応することを考えている。速さと強さがこの階級における私の強みになるだろうね」
アルドは今後真剣にバンタム級への移行を考えるのかもしれません。
なおセフードは現在肩の手術から回復中であることから年内復帰は難しいとされており、次の試合は来年になると予想されています。